イチゴでは病気と害虫からの防除に農薬が使われています。
その中でも1番恐いと思っているのがネオニコチノイド系農薬
最近は、この農薬でミツバチが死んでしまう被害も話題になっています。
それどころか、人間でも意識障害など
ネオニコが原因と思われる中毒症状で病院を訪れる人が現れるなど
様々な影響が心配されています。
前回の、農薬の使われ方、のところでもお話しましたが
このネオニコ系の農薬は散布の他にも粒状のタイプが存在します。
散布型の農薬は表面に付いて効力を発揮するのですが
土に撒くタイプは植物が根から吸収して効力を発揮します。
農薬というと、葉っぱについていて、それを食べると体に悪い
というイメージがありますが、根から吸収して中身に含まれている
つまり外側をいくら洗ったところで、実と一緒に食べてしまう、というわけ
人が摂取すると、中枢神経系や自律神経系、骨格筋に影響を及ぼします。
震え、脈の異常、胸痛、頭痛、発熱、腹痛、嘔吐、不眠など症状
また、恐ろしいことに、短期の記憶障害などを起こすこともあります。
妊婦が摂取するとネオニコは胎盤を通過してしまうので
胎児に多大な影響を与えてしまう事も懸念されています。
人体の影響では、特定されているわけではないですが
アルツハイマーやADHD、パーキンソン病、自閉症にも関連があると言われています。
さらに恐ろしいことに、ネオニコと有機リン系の農薬が合わさると
なんとその毒性が数百倍から千倍以上に高まると考えられています。
また、殺菌剤とあわさるとこちらも数百倍から千百倍と考えられています。
風邪薬の飲み方でもお話したんですけど、神経に作用する奴はまずいですね。
僕は、風邪薬やワクチンなどもなるべく避けるようにしています。
なんとも恐ろしいネオニコ系農薬なのですが
なんと日本では使用量の基準が緩和され量が増えているんです。
まさに世界の流れに逆行しているんです。
そして近年は水道水からも検出されるケースが出てきているようなので
野菜や果物だけ注意すればよい、という状況ではなくなってきているようです。
調べれば調べるほど、ネオニコ不使用の野菜をおススメしたくなりますね。