なぜ食べ物を気にしないといけないのか
なぜ農薬を気にしなければならないのか
それは腸内細菌に関わる問題だからなんです

と言うわけで本日は菌のお話しですウインク


ヒトの社会には良いヒトと悪いヒトがいます
悪いこと、の価値観がみんなで共通だから

例えば、ドロボウ
ヒトが作ったモノを許可を得ずに拝借する
すると、ドロボウ、と呼ばれ、悪者になる

動物界ではどうでしょうか??
ライオンが捕った獲物をハイエナが横取り
ハイエナは悪いヤツだ
とは感じますが、動物界に警察はいません

取られたら自分の力で取り返す
それしか有りません

つまり、そこには生態系があって
弱肉強食だけどバランスが保たれたいる
善も悪も存在しないんです。

ヒトの腸内には大腸菌などの菌がたくさん住んでいます。
どれ位たくさんかと言うと
3万種類100兆個以上

ヒトの体は60兆個の細胞から出来ているといわれていますから
それ以上の数の菌が住んでいるわけです。

テレビなどで、善玉菌を増やしましょう
とか報道しているのを見かけますね

さっきのライオンの話と同じです。
腸内細菌に善も悪もありません

ヒトから見て良いと思われる働きをする菌
これは確かに存在します。
でも菌に善意があってそうしている訳じゃありませんね。

そして、僕がなぜ善悪が無いと思うのか
それは
もし全て善玉菌だけになってしまったら 
ヒトは生きてゆけなくなります。
それはもう善玉菌ではなくなる
つまり同じ菌でも悪玉菌になるわけです。

まぁ、そんなことにはならないですけどね
なるべく3万種類以上居ないと困るんです。

何かの側面から見て、ヒトに都合が良い
それを何種類か増やそうとする
その努力も決して無駄ではないと思います

でもね
ちょっと考え方を変えてみましょう

それは、バランス、です。
善も悪もバランスよく存在している状態
良いヤツが多いって程じゃないけど
悪いヤツラが蔓延って荒廃してる訳でもない
その状態が良いということ

つまり多様性が大切なんだと思います

では、バランスを整えるにはどうしたら良いのでしょうか

やっぱり、食事、だと思うんです。
保存料も農薬も結局は菌を殺す薬ですね
それを食べたらカラダに住んでる菌たちは喜ばないと思います。

あとは日本食、もっと言えば、地元の食材でしょうね。
土にいる菌たちと作物の相性が良いと思うし
作物を吸収するための腸内細菌とも相性が良いはずなんです。

例えば酵母菌などは、空気中を漂ってます
それが、醤油や味噌や酒を作るわけで
さらにそれをヒトが食べてカラダに取り込む

腸内細菌は嫌気性が多いので酵母とは違うとは思いますけどね
広い意味で菌は廻ってると思います

ヨーグルト、納豆だけじゃなくて
地元の菌も食べて取り込みたいですね。
ぬか漬けとか塩辛なんかを自家製するのも良さそうです。

除菌や殺菌ばかりを気にして
あんまり清潔すぎるのも良くないかもしれませんね。

今後は菌の話もしてみたいと思います。

本日も最後までお読み頂きましてありがとうございました❗ニコニコ
次回もお楽しみに~ルンルン