以前「土と内臓」という本を読みまして
生物にとって微生物は無くてはならない存在だという事を学びました。

新型コロナなど宿主を死に至らしめるウィルスは矛盾を抱えていると耳にした事があります。
つまり、自分たちが増える事が目的のはずなのに宿主を殺してしまっては意味がないからです。
宿主を殺してしまうと自分達も生きられないので、何の為に存在するのか分からない、と言う事でしょうかね。

人を中心に考えるとそうなりますね。

でも、地球を大きな生き物として考えた場合はどうでしょうか?

つまり人も微生物の一つとして考えるわけです。

地球は微生物にとっては住み心地の良い宿主ですね。でも最近46億歳を迎えた地球の体調が悪化しています。

地球は生まれてから長い間かけて微生物たちと共存し、緑豊かで多様な生物の楽園を作り上げました。

しかし最近、ある微生物だけが増え始めました。その微生物はほかの微生物を駆逐してやりたい放題です。

地球はすっかり毛が抜け落ちて、体温は上がってしまい、汚い空気で肺炎を起こしています。

ブルブル震えたり、大きなくしゃみや咳をしたり、増えすぎた微生物を減らそうとしているかのようです。

しかし、その微生物は何か起こっても新たな耐性を得て、しばらくするとまた増え始めてしまいます。

このままだと地球は死んでしまいます。でもその微生物は宿主の嫌がる事を止められません。

人が地球に存在するのは、生きる為、子孫を残す為、のはずですね。でもそれが危うい状況になっているのに。。。

でも、誰も今の状況を止める事が出来ません。

宿主を死に至らしめるウィルスの気持ちが分かる気がします。

しかし、新型コロナウィルスが、地球の免疫細胞だったとしたら。。。

これまで好き勝手やってきた「人類」の生き方を変える時が来ているんじゃないでしょうかね。