小さなころに憧れていた職業を、今でも覚えていますか。
男の子の場合、体を動かすことが好きな子は
野球選手やサッカー選手に憧れることが少なくありません。
保母さん、看護婦さんになりたいと考える女の子は多く、
憧れの職業の筆頭ともなっています。
小学生を対象にしたアンケートの結果では、
男の子の第一位はサッカー選手、
女の子の第一位はパティシエなのだといいます。
子供が大きくなると、
憧れの職業も実現性の高いものにとシフトしてきます。
サッカー選手や菓子作り職人のような
一見すると派手な職業への人気は、
中学、高校と成長していくにつれて小さくなっていきます。
その代わり、給与が高い職業や社会的な地位がある職業、
自分の興味関心に近い分野の職業に対する憧れを抱く人が増加していきます。
医者、教員になりたいという子は多いといいます。
小さな頃はおおまかな希望だったものが、
大人に近づくにつれて脳外科の医師になりたい、
高校教師になりたい等とはっきりしてきます。
将来を見越して文系クラス、
理系クラスに高校からは分かれるようになります。
大学に入る時は、どの学部のどの学科に行くか、
将来イメージに基づいて選ぶことになります。
どの大学に入り、どういった勉強をするかを決めるためには、
憧れの職業をはっきりさせておくことが大事です。