なおです。
しばらく更新できていなかったのですが(しばらくどころじゃないっけ)
今年もいよいよ採用活動シーズン到来!ということで、ボチボチこちら
も再開したいと思います。
今回は、再び「見せ方」がテーマです。
だいぶ前にも書いたことなのですが、私自身、就職活動では「中身」
だけでなくて「見せ方」も重要というスタンスでいます。
今日、たまたま読んでいた本「佐藤可士和のクリエイティブシンキング」
の中で、「見せ方」の重要性について私の思っていたことを代弁して
くれるような表現を見つけたので一部ご紹介します。
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□昨今、ビジネスの現場で「デザインが重要だ」という言葉が多く
聞かれるようになった。しかし、その本質はまだまだ正しく理解
されていない。一般的には「表面を美しく飾り立てる」という認識
もまだ根強いのではないか。
□「機能だけが本質価値」で「デザインは付加価値」と分けて考える
のはコミュニケーションの効率が悪い。もっとデザインを広義に
捉え、その力を戦略的に活用すべきだ。
□デザインとは、問題を解決するために思考や情報を整理して、
コンセプトやビジョンを導き出し、最適な形にしてわかりやすくその
価値を伝えていく行為である。
□以前、コラムニストの天野祐吉さんと対談した際、「外見と中身を
分けて考えている人がいるが、外見は一番外側の中身なんで
す」とおっしゃっていた。これはデザインの本質を突いた言葉だ。
□「使ってもらえば商品の良さを実感してもらえるはずだ」と企業
はよく口にするが、それは裏を返せば、使ってもらわなくては
その商品の良さが消費者に伝わらないということである。
□言い換えれば、内容は優れていてもそれが伝わってこなけれ
ば、商品価値がないことになる。だからこそ、デザインの力を
経営戦略や商品戦略にもっと取り入れていくべきである。
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中身で勝負することも大切。
だけど、中身で勝負しようと頑なになって「見せ方」に無頓着に
なるのはやめましょう。
何も「表面を美しく飾り立てよう」ということではありません。
自分という商品の良さを伝えられるように、「見せ方」にもちゃんと
こだわっていこうということです。