今日はブログといいますか備忘録です。

エクセルで問合わせがあり調べた結果をブログにあげただけです。
なので興味ない人はスル―で。

<参照元シート削除時の#REF!エラーの削除方法について>

エクセルでは別シートのセルを参照元にしてその数値を
別のシートで関数で使用する事ができます。
これを使い、シート毎に各社のマトリックスを作成し
その各社のデータを集めた全社集計シートを作成する事が
できたりします。
というかどこでもよく作成していると思います。


例1:
 A社~D社のシートにある金額を全て加算し全社集計シートにまとめる

 全社集計 A社 B社 C社 D社
  └────┴──┴──┴──┘


この機能はとても便利なのですが、統廃合等でA社とB社を統合する事になり
A社・C社・D社となった場合、B社のシートを削除すると今までB社のシート
を参照していた全社集計シートの参照先のセルにエラーがでてしまいます。

この参照先のセルが1つや2つであればそのセルの関数からB社を削除すれば
いいのですが、この参照先が50個や100個となった場合は手作業ですと間違いも
発生しますし手間な作業となります。

そこで機械的?に修正する方法をご案内。
(といっても私も調べて把握した方法なのですが。)

例2:
 集計シートの関数の修正: 全社集計シートのセルの関数

  修正前: =A社!C10+B社!C10+C社!C10+D社!C10
  修正後: =A社!C10+C社!C10+D社!C10

<修正方法手順>

 ①削除したいシートをシート名のところで右クリックし削除する
  (これで修正したい参照先のシートのセルはエラー#REF!となります。)

 ②修正を行いたいセルの参照先のシートに移動し、画面上部リボンの
  リボンの「数式」 - ワークシート分析の「数式の表示」をクリックします。

  そうする事で、セルに、数式の結果ではなく関数(数式)が表示されます。
  
 ③現在、参照元シートを削除した為その中の関数は削除したシートのセル指定箇所が
  #REF!となっていると思われます。

  例:
    =A社!C10+#REF!C10+C社!C10+D社!C10

  この#REF!部分をエクセルの置換を使い削除する事により、シート内にある
  削除したシートを参照している全てのセルの関数を修正する事ができます。

 ④置換によって削除シートの参照部を削除

  置換のボックスを開き
   検索する文字列に   : +#REF!*
   置換後の文字列に   :     (何も指定しない。)

  と指定します。
  検索する文字列では +#REF! という数式と セル部分 C10の代わりに
  全てを意味する[*]を記入します。

  その後置換を実行する事により削除シート部のセル式だけを削除する事ができます。

 ⑤最後に画面上部リボンの  リボンの「数式」 - ワークシート分析の「数式の表示」
  のチェックをはずしてください。


以上となります。


実際に私がしたのは722個の修正とかなってました。
さすがにそんなには直せないよね^^;

という事で備忘録でした。