幼い頃、山口百恵さんがヒロインを演じる「赤いシリーズ」で主人公が様々な困難を乗り越え成長するドラマを観て、えらく感動し、姉や近所の女の子達と赤いシリーズごっこをやったのを覚えています。

幼かったので内容はあまり覚えていないのだが、主人公はかなりのドン底へ落とされ、病気や死の恐怖や、悪役の出現にハラハラドキドキ、時には悔しい想いをしながら毎週テレビにかじりついていました。

失明するヒロインや、家族と生き別れる、生まれてすぐに取り違えられ貧乏な家で育つ。と、いうようなドラマもたくさんありました。
ドラマだけでなく、苦境に立たされるヒロインの小説や漫画もたくさんありました。

悲劇のヒロインはどこにでも出現していたなぁ

悲劇のヒロインごっこをやりながら、幼い私は思いました。
なんか、なんか楽しい..!

いいなぁ、 悲劇のヒロイン❗️

私も欲しい。
「悲劇」が欲しい❗️❗️

ほんとに大バカ野郎でした
お前はアホか!!と、今なら声を大にして言えるでしょう
が、当時は本当に憧れてしまったのです

小、中、高と何とか無事に楽しく?過ごしていきましたが、望み通り悲劇や不幸がランダムに手に入り憧れの悲劇のヒロインに❗️ なれた?
ただ、私は手に入れた悲劇にドップリと浸かり、全く成長もできないまま、ただの運が悪い拗ねた女の子になってしまいました😅

そもそも何で悲劇のヒロインに憧れたんだっけ?

他の人にはない特別感が欲しかったのか?

小学生の時に骨折した同級生が皆んなからチヤホヤされて、チクリ
中学生の時の友人が小さい頃に大病を患ったらしく、ケンカをする度に、私なんかあの時死ねばよかった!と泣き出す度にチクリ


何かがモヤモヤと。何かがチリチリと。


私も欲しいなぁ、ちょっとした持ち駒が欲しい。
不幸で可哀想なネタが欲しい。

手駒を少しずつ増やしながら、私は自分に都合が悪いことが起こる度に、過去の悲劇のせいにした。
過去にこんな辛い経験をしたのだもの、少し位おかしな所があっても、ちょっとやらかしても許されるはず!

例えば彼氏とケンカしたり責められそうになると、ここぞとばかりに、その持ち駒を出す。隠し球を!
そして、何とかその不幸の隠し球でごまかして許してもらおうとしたり(笑)

いま思うとマジでおかしい!
その時の私!しっかりしろー!

自分の保身の為や、誰かに許してもらう為の免罪符として不幸や悲劇という隠し球が欲しかったのか?
いや、なんかおかしい。
その為に払った代償はめっちゃ大きかったぞ?
引き寄せのエネルギーの使い方間違ってるぞー!

なんで不幸自慢が楽しいと思ったんだろう

そもそも悲劇のヒロインに憧れたのは何でだっけ?

ヒロインがどんな状況になっても、諦めずに恐れや恐怖に立ち向かう姿に感動したからじゃなかったか?
自分もあんな勇気をふりしぼりたくて、
自分の中にある勇気に触れたくて
同じような困難や苦境に立ちたいと思ったのであって、けして保身の為の免罪符にする為では無かったのだ!

あー、
気づけてよかった😙
やれやれ