【西条昇の戦後芸能史研究】バンド時代の芸能プロ創業者たちの写真が掲載された梅田コマ劇場プログラム | 西条昇教授の芸能史研究

西条昇教授の芸能史研究

エンタメ評論家で江戸川大学マスコミ学科教授の西条昇のエンタメな日々。浅草芸能コレクション、喜劇、ジャニーズ舞台、アイドル、お笑い、昭和レトロ、ブラジリアンダンスのランバダなどなど。

昭和33(1958)年8月16~24日に大阪・梅田コマ劇場で開催された「トップ・ジャズ・イン・ジャパン」プログラム。
出演者は高英男、旗照夫、浜村美智子、山下敬二郎、伊東ゆかり、渡辺晋とシックスジョーズ、堀威夫とスイングウエスト、ウエスタンキャラバン、ハナ肇とクレイジーキャッツ、中村八大とモダントリオら。
出演バンドの写真が掲載されたページを見ると、シックスジョーズには渡辺プロダクション創業者の渡辺晋、スイングウエストにはホリプロ創業者の堀威夫と田辺エージェンシー創業者の田邊昭如(昭一)、ウエスタンキャラバンにはサンミュージック創業者の相澤秀禎(芳郎)が写っている。
芸能プロダクションがリードしたテレビ時代以降の日本の芸能界は、ここから始まったと言っていい。