【西条昇の映画史コレクション】駒田好洋一派大活動の絵葉書 | 西条昇教授の芸能史研究

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エンタメ評論家で江戸川大学マスコミ学科教授の西条昇のエンタメな日々。浅草芸能コレクション、喜劇、ジャニーズ舞台、アイドル、お笑い、昭和レトロ、ブラジリアンダンスのランバダなどなど。

手元にある、明治30年代の〈天上天下唯我独尊 頗る非常大博士 駒田好洋一派大活動の逸品〉観覧紀念絵葉書。
駒田好洋は19歳の時に新居商会からヴァイタスコープを譲り受けて自ら活弁家となり、「日本率先活動大写真会」としてアメリカ映画を興行して回り始めた。
「日本初の商業公開用の映画」の製作、「日本初の劇映画」の製作もこの人が行った。
〈頗る非常〉というのが駒田の活弁の時の定番フレーズで、自ら〈頗る非常大博士〉を名乗っていた。