10月25日に十夜法要・みかえり如来会を勤めました。

ご参詣の皆様と共にこの法要を通して、ご本尊とみかえり阿弥陀如来に日々のお導きに対する感謝と喜びを伝えました。

 

法要後の法話では、阿弥陀様以外の神仏を拝むことの是非についてお話ししました。

日本は八百万の神の国です。ありとあらゆるところに神様がいます。

その神様と共に築いてきたのが日本の生活文化です。

仏教にはたくさんの仏様がいて、たくさんの経典があります。

どれが正しいとか優れているということはありません。

浄土宗は阿弥陀様と念仏を最適のものとして選びますが、それ以外を否定することはしません。

 

私達は阿弥陀様以外にも数多くの神様仏様にいつも見守られています。

その中で生きていけることはとてもありがたいことです。

そう感じた時、神仏に手を合わせるのはごく自然な気持ちです。

その気持ちをどうか大切にしてください。