7月9日に「平和の鐘」法要を勤めました。
本堂で平和祈願のお勤めをした後、お参りされた皆様と平和の鐘を鳴らしました。
「無量寿経」には仏様の教えが広まったところは、季節や気候が正しく巡り、災害や疫病が起きないと記されています。
それらは人間の思い通りにならないことです。だから私達の心を乱すのです。歴史上でも、異常気象や厄災が世の中が乱れるきっかけとなった例は多くあります。
異常気象や厄災が無いに越したことはありません。しかし、思い通りにならないことを受け入れ、共に生きようとすることが悟りなのです。
世の中が平穏であること、たとえそうでなくとも皆の心が穏やかであることを願って平和の心を鳴らしました。