3月25日に春彼岸法要を勤めました。

彼岸の夕陽は西方極楽浄土がある真西へと沈みます。
浄土で私達を待つご先祖様を供養し、いずれ私達も浄土へ往生することを願ってお勤めをしました。
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法要後の法話では『阿弥陀経』の「恒河沙数諸仏」という言葉についてお話ししました。
恒河沙数は「ガンジス川の砂粒ほどの数」という意味で、数えきれないほど大きな数を表します。
阿弥陀経では世界中の仏様たちが阿弥陀様と西方極楽浄土を讃えていると記されています。
その仏様の数が恒河沙数、すなわち数えきれないほどであるというのです。
 
仏教は仏になることを目指す教えです。その教えに従えば誰もが仏となれます。
だから仏様は数えきれないほどたくさんいます。
 
仏になることは決して特別なことではありません。
仏様の導きにすべてを委ねれば、私達も必ず仏となれます。