校区で開催された「健幸ウォーキング」という行事に夫婦で参加しました。
ウォーキング、つまり歩くわけですが、ただダラダラ歩くだけは「ウォーキング」にならないということで、最初に指導員の方から、ウォーキングの歩き方を教わりました。
・背筋を伸ばして顎を引く
・かかとから着地し、つま先で蹴り出すように歩く
・普段よりも歩幅は少し大きく、速度は少し速く
・腕を振って歩く
普段から背筋を伸ばして歩くことは心がけていますが、その他の事も意識しながら歩くのはなかなか大変です。
しかし、教わったやり方で歩いてみると、普段の徒歩とは気分が変わり、全身に力が入るのがわかります。
参加者は歩き慣れている方も多く、ビシっと「ウォーキング」している姿からは、力強さを感じます。
一時間ほどのウォーキングでしたが、終わった時には清々しい気分でした。
『威儀即仏法』という言葉があります。
『威儀(立ち居振る舞い)を正すことが、仏教を実践することである』という意味です。
立ち居振る舞いを正すことによって、心の在り方も正しくなります。
大切なのは正しい振る舞いを続けることです。初めは外面だけであっても、それを続けていけば内面にもいい影響があります。
毎日清く正しい生活を続けること、これも仏道修行の一つです。
まずは背筋を伸ばして力強く歩くことから始めてみましょう。