身体をすりぬけ
心を切り開く
紅い幾千の命の実が溢れた
切り裂かれた傷を
埋め尽くす様
思いだけ独り歩きし
舞い上がり弾けた

毒のある実ならよかった
貴方を失わずいれたかも
しれない

切り裂かれた傷を
癒す様に舐める
心に重く淀んでゆく
舞い上がる緋色の花

柘榴の実ならよかった
熟すれば砕け散って
消えて逝けたのに。。