6月27日レキシズルバーにて「数寄語り」をさせていただいた。
「語り」の途中ふと思い立ちテーマに沿った事例として
観戦武官として米西戦争を視察していた秋山真之さんの事を取上げた。
自宅にもどる途中「坂の上の雲」で描かれた秋山さんを何回も
思い描いているうちに下記の言葉が頭の中に形成された。
神の領域に達するほど全てを俯瞰できる視点と
全ての現場を自分の足で歩かねば気が済まない
童のような好奇心。
その二つを礎として悪魔のような探究心が
追い求めるものは「机上の空論」ではなく
どのような鋭利な頭脳をもってしても予測できない
生物とも言うべき「戦争・戦場」で起こりうる
不確定要素に対峙できる「戦争術」を追い求める探求の徒
彼が三笠の艦橋に立ってバルチック艦隊を前にした東郷さんが
「T字戦法」指揮した瞬間どのような戦慄を感じた事でしょう。
戦艦三笠の錨鎖
持ち上げようとしましたがビクともしません
「坂の上の雲」風の愛媛県松山城の戸無門
同じく松山城の隠門と筒井門
この写真の右手に阿部さん本木さん香川さんが座っていました。
いままで歴史の勉強をして来た中で多くの
歴史の偉人達の事を勉強してきました。
フトした瞬間に彼らの「息づかい」を
感じることが出来る事があります。
「歴史人」秋山真之の姿を追いかけてみたいと思います。
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