集中力に限りはあるのか
今回のテーマは「集中力」
ダーツに限らず何かをする時は適当にやるより集中した方がいい結果が出やすいです。
では集中力をどうやって上手く生かしていくか。
そこを今回は考えていこうと思います。
ダーツを投げている中で
「あ、今なら外す気がしないな」
って感覚はAフライトくらいになると時々訪れます。
具体的な例だとブルを狙っている状況で、2本ブルが入った後の3本目がわかりやすいですかね。
そう自分の中で感じた時って大抵ハットになったり、外れても1ビットや2ビットだったりします。
実力が上がってくると、この感覚が1本刺さった後の2本目から続いたり1投目を投げる前から感じたりするわけです。
私の考えでは、この状況こそが集中力を発揮している事だと思います。
ではどうやってこの感覚をコンスタントに出すか。
これが上達する為のテーマの一つになると思います。
私が考える中では集中力というのには限りがあります。
分かりやすいところで言うと勉強。
1時間くらい集中する事なら好きな分野であれば苦労なくできると思います。
しかしそれが2時間を超えたりしてくると、中々フルパワーで集中というのは難しいですね。
だから勉強の合間に休憩を挟んだりする訳です。
これをダーツに置き換えて考えていきましょう。
結果を出すために練習であったり試合をする時は皆さん常に集中していると思います。
でもこの集中を続けていくとやはり疲労で最高の集中をするのは難しいです。
その集中力が落ちたタイミングで投げる時、良い結果を出すのは難しい。
そこでさっきまで集中していた時にできていたことが出来なくなるとイライラしたり、もっと集中力が切れてきてしまう訳です。
ではこの集中力をなるべく長く保つ為にはどうするか。
それは「切り替え」です。
私の持論では、自分が投げる時以外は集中しなくて良いと思います。
相手が投げているのを見て待っている時もずっと集中していると当然疲れますね。
ならもう見なくても良いと思います。
隣の台のダーツをぼんやり見ていたり、今日の晩飯のことについて考えてもいいです。
とにかく一回全てをオフにする。
そして自分の投げる時にはスイッチを入れて集中する。
この切り替えができると集中力を保ちやすいです。
何度も言いますが私の持論ですけどね。
切り替えができるようになると、もう一つメリットがあります。
自分のダーツが良くない時に悪いイメージをダラダラ引きずる事も少なくなることです。
とにかく自分が投げ終わったら一回スイッチオフ、また投げる時にオン。
これを意識するだけで技術だけでない精神的な部分で相手より少し優位に立てるかもしれません。
投げている中で気持ちに余裕のない方や、投げていると気持ちが切れやすい方は是非試してみて下さい。