4月9日(水)
前々から行きたかった 奈良県吉野山の桜を観に行って参りました
大阪からの近鉄線は、平日だというのに大混雑
ようやく吉野駅に到着
駅舎を出ても人で一杯
正直、この時点では『遠路遥々来てみたけれど、これは失敗だったかな?』と思ってしまったが、参道を進むにつれて、そういった気持ちも吹き飛んで、ただただ桜の多さ、綺麗さ、素晴らしさに圧倒されました
『金峯山寺蔵王堂』
吉野山の象徴とも云えるような立派なお寺です
引き続き景色に没頭しながら先へと進みます
いつのまにやら人の多さも気にならなくなり、桜の美しさに見惚れながら、ダラダラと登っていただけなのですが、気がつけば、下千本から上千本まで登り詰めておりました
今回は『花見というより登山的な感じかな』と思い、登山の装備で来てみましたが、これが大正解、
よく見れば他にも登山装備の人たちが結構いました
金峯神社
ここからいよいよ奥千本へと入っていきます
道も本格的な山道になっていきます
今回のコースの一番奥にあるのが「西行庵」 『西行法師』が3年間過ごされた場所だというのが名前の由来だそうです
その周りにあるのが"奥千本” なんですが、殆ど咲いてない
よく見るとまだ つぼみ です
この辺りは標高700を越えてるので、桜の開花までもう少し時間が掛かるみたいです
場所によってなのか、種類なのか 所々に満開の桜もあります
あちこちで見掛ける伐採の跡は、杉や檜を切り倒したもので、代わりに山桜を植え直しているそうです
『吉野分水神社』
行きは人の多さに思わずパスしてしまったところなんですが、帰りしなには若干人が減っていたので(これでも少ない方)立ち寄ってみましたが、なるほど、ここも素晴らしい
上千本まで戻ってきました
そしてここから"旧道”と言いますか、山道へと入って行きましたが、この道が本当に大正解
本当に素晴らしいと言いますか、神秘的な景色が続きます
気がつけば、吉野駅まで辿り着いていました
世界遺産にも登録されている 吉野山
桜の季節のこの場所に関して、どうのこうのと云うのは失礼じゃないかと思えるほど、本当に素晴らしい所でした
そして何より上千本からの細い山道は、この世のものとは思えないほど幻想的で凄かった
人が多いのは敵わないけど、それでももう一度は訪れたいな
そう思える素敵な旅でした
ヤマレコより