「軟骨がすり減っているから膝が痛い」は本当か?

〜ドクター坂井の「細胞から元気になる❗」〜

 

 

今でも、とても多くの方々が

「軟骨がすり減っているから膝が痛い」と

思っておられることでしょう。

 

なぜなら、

膝が痛くて、整形外科に行かれますと

まず、レントゲンやMRIを撮られます。

 

すると、整形外科の医師は

「このように、軟骨が減っているでしょう?

このために、膝に痛みが出でいます」

 

このように、

画像を示しながら説明されます。

 

テレビでも、同じように説明されています。

 

ところが、この考え方は

まったく理屈に合いません❗️

 

今回は、このことについて

お話ししていきますね。

 

 

確かに、レントゲンやMRIでは、

軟骨はすり減っています。

多くの場合は、骨のトゲまで出ています。

 

本当に、一見、痛そうにみえますね。

 

整形外科では、

次のように説明されています。

〜〜〜〜

軟骨はクッションの役目をしています。

ところが、

軟骨がすり減ってしまうと

クッションがなくなっています。

 

それで、上と下とで衝突してしまうので

痛みが出ます。

〜〜〜〜

このような説明を信じている方は

とても多いのではないでしょうか。

 

ところが、です。

 

軟骨にも骨にも

痛みを感じる神経はありません‼️

 

神経がないのに、

どうして痛みがでるのでしょうか❓

 

不思議ですね。

理屈に合いませんね。

 

理屈に合わないことは、

もうひとつあります。

 

確かに、膝の軟骨がすり減っていることは

しばしばあります。

 

ですが、本当に

『軟骨がすり減っていることが

痛みを引き起こしている』

のであれば、

痛みは、ほぼ一定のはずです。

 

そもそも、軟骨のすり減りは、

短期間では、そんなに変わりませんね。

1週間どころか、数ヶ月でもそれほど変わりません。

 

ところが、一方で

痛みの方はいかがでしょうか?

 

痛みは、しょっちゅう変化しています。

1日のうちでも

朝は、まだマシだったのに、

今は、とても痛くてたまらない。

 

こんなことは、いつものことですね。

 

軟骨のすり減りは、変わらないのに

痛みは、しょっちゅう変わっている。

 

これでは、

「軟骨のすり減りと痛みが関係している」

というのは、あまりにも理屈に合いません❗️

 

軟骨のすり減りとは別の理由が

膝の痛みを引き起こしていると

考えた方が理屈に合います。

 

このように、

ちょっと考えてみただけでも

「軟骨がすり減っているから膝が痛い」

というのは

理屈に合いません。

 

みなさんも、どうぞご自身で考えてみてください。

 

「細胞から元気になる!」『細胞思考』では、

真の心身の健康になることをめざしています。

 

多くの方が、この生き方をされることを

願っています。

 

最後までお読みいただいて、ありがとうございます。