その後、妻と話し合いの時間を設けた。
1回目の話し合い、僕は土下座をして謝った。
今まで家事や育児を思うように手伝ってこなかったこと、自分に甘く他人には厳しいこと、仕事に対して真摯に向き合わないこと、パチンコに夢中になりすぎていたこと、借金をしてしまったこと。全てを話し、反省しているという話をし、頭を下げた。
でももう妻は限界だった。
そこまで自分でわかってるなら離婚してよ。
その言葉になにも返すことは出来なかった。
妻は記入済みの離婚届を突きつけ、そのまま帰って行った。
2回目の話し合い。
1週間ほど期間を置き、お互い少し気持ちの整理がついた上での話し合いだ。
僕としては、もう妻の気持ちは強固で、家に戻ってきてほしいと伝え続けても何も変わらないことを悟っていた。
今まで行ってきたことを考えれば当たり前だ。
なので、子供たちの生活基盤となっている家に帰ってきてほしいということ、僕が家を出て行って自立をし、金銭面での支援を続けることを約束しようと考えて話し合いに臨んだ。
お互いの意見は一致していた。
妻は子供たちのために、家に戻りたい。
実家は実家で学校に遠いし、子供たちもストレスを抱えていると。
また僕の実家に慣れている子供たちとそこを離すことは考えられないと。
そのような旨の話をしていた。
100パーセント同意だ。
離婚については一旦延期となった。
僕にとっては一筋の希望だ。
働くことは好きではない。
ただ、大好きな妻、子供たちのために甘えることなく、同じことを繰り返さないように淡々と働いて、約束を守り、自立した生活を送っていくこととした。
老後も妻と暮らしたい。
その気持ちを忘れずにこれからしばらくの間は自分を見つめ直し、父として強くなっていかなければならないの感じた。
父ちゃん、頑張るぞ。