我が家には今年も父方のおばから栗がたくさん送られてきました。

自ら買って調理することはなくとも、いただいたからには美味しく食べたい栗、です。

栗って日持ちしないから待ったなしで調理しなければ。

とはわかっているのに、

毎年確信犯的にウダウダして、業を煮やした母がうちの分もやってくれちゃうのを密かに狙うのであります。

でも。

今年は自らやってみる気になったんですね。


とりあえずは栗ごはん。


足元にずりばいで動き回り、いろんなものをひっくり返しては手当たり次第に舐めるヤンチャ坊主をはべらせて、大騒ぎで皮むき。

当然集中できなくてあまり綺麗ではない仕上がりでしたが、旦那にも手伝ってもらって無事炊飯器にセット完了。

次第に香る炊飯器の蒸気。

なんだかとても清々しく、
とても大人になった気分。

やってやったぞ!みたいな。

季節感を醸し出すような行いって素敵です。

私はこれを秋の義務として毎年やることに決めました。
息子8ヶ月。

母体からの免疫が切れ、かつ、自分自身が作り出す免疫が少ないために今が一番免疫の谷間なんだそうで、
とにかく風邪が治らない。
治らないまま1ヶ月を過ぎた!!

かわいそうなことに彼は風邪を引くと呼吸音がゼロゼロするんですね。

私は風邪から肺炎になったことがあり、旦那は小児喘息だったとのことで、息子の経過は非常に心配。

かかりつけではやってもらっていない血液検査とレントゲンをしてもらうべく、総合病院に行ってきました。

自慢できることではないけれど、病院のめぼしい診療科は大体コンプリートした私にとっては、検査項目とこれからされるであろう内容は察しがついていたのですが、

赤ちゃん相手となると、色々特別に工夫がなされていて面白かったです。

耳鼻科の処置でネブライザー吸入のマスクが恐竜の顔になっていたり、
採血後の絆創膏がアンパンマンだったり。
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アンパンマンの絆創膏は、遠目にみたら激しく血がにじんでいるようで恐ろしかったですが、
あるいはそんな場合にカムフラージュできるように鼻とほっぺをわざわざ赤く塗ってあるのかな?

レントゲンの台は赤ちゃんを垂直に立たせるために、頭をはめ込む枠と手足がマジックテープで固定され、さらにお腹をネットですきまなく押さえられて、ひどくかわいそうなことになっていました。。

病気はするもんじゃないし、
親としては、病気にさせるもんじゃないぞ!と強く思いました。

保育園に通っている以上、少なくとも3才まではいろんなパターンの風邪に罹り尽くすまで罹るものらしいです。
だけど、そこから先は丈夫に逞しく育っていくとのこと。

風邪をコンプリートするまでは長い道のりですが、
悪化させず長引かせずやり過ごさせる賢さを身につけるのが親の務めですね!!

学ばないと。
息子は生後7ヶ月になりました。

そろそろ母体から受け取っている免疫が切れる頃。

微妙な体調の崩し方をしていて、目下のところ病院に行く機会が増えております。

保育園に通わせているために、風邪をもらうリスクは常にあるわけですが、同時に風邪を他の子にうつしてしまうこともあるわけで、
病院通いは他の子達へのエチケットみたいな気持ちもあったりします。

うちの場合、どうも中耳炎を何回もしているみたいなので、保育園の先生の勧めもあって、よほど熱が高くない限りは小児科じゃなくて耳鼻科にかかるほうがいいみたいです。

こんな調子の崩し方、まさに私似!

耳鼻科は通いが長引くし、混むし、処置が痛苦しいし…とてもキライ!!(私的に)

でも、仕方がないから行かないと。

エチケットですから。

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息子以上に私自身が重たい気持ちで通う病院の道すがら、2色に分かれた空を発見。

なんでこんなことに?
先日住宅展示場に行った時、とてもポジティブシンキングな営業マンに会いました。

彼はこちらがどうネガティブに語りかけても見事にポジティブな返しをします。

「別に買う気はないのです」と言えば、
「逆にこの手のものの説明は受けたことがないのですね?初めてのお相手に選んでくれてありがとうございます!」とぺこり。

なんとなく上を見上げて「天井低いですね」と言えば、
「あぐらかいて座るにはちょうどいい高さですよ」と座って見せる。

極めつけは北向きの部屋。

「北向きの部屋はですね、光が差さないと思われるかも知れませんが、視点を変えれば一日中安定した明るさがとれる絶好の方角なんです」って胸を張る。

特に無理した風でもなく、押し付けがましい風でもなく、ともかくナチュラルにポジティブなのです。

とても好感持てました。

なかなか板につけるまでには時間もかかりそうですが、真似できるものならやってみようかなぁと思います。
息子、生後142目にして初めて風邪を引きました。

思い当たる節をめぐって夫婦喧嘩をしましたが、それはまぁ置いておいて。。

急に熱がポンと上がったのであわててしまいましたが、日頃の調べごとの成果といいますか、How toはたくさん持っていたので冷静に対処できたと思います。

まずは保育園と職場にお休みの連絡。

朝早かったので病院が開くまで待っていていいケースなのかを確認し、応急処置を。

ポイントは熱が上がりきっているかを見極めることです。

それによって対処法が違うんですね。

熱が高くても手足が冷たければ赤ちゃんは寒気を感じているので温めてあげる。

手足の先まで熱くなってきたら太い血管のところを冷やしたり水分を補給したりして熱を下げてあげる。

あっためとクーリングのタイミングを間違うとかわいそうです。

ちなみに私はまんまと悪寒と闘う息子を冷やして大泣きさせてしまいました。

私の住む地域には病院が開く前の時間でも急病の相談にのってくれるホットラインがあるので、やりとりしながら間違いを正して無事病院に連れていくまでの時間をつなぎました。

病院では風邪と診断。
もしこんな症状がでたらもう一度来てねというポイントを教えてもらいました。

それと薬がでたのですが、さて、乳児にどうやって粉薬を飲ますのか。

調剤薬局で聞いてみると、

小皿に粉薬をあけ、水を数滴たらしてペースト状にして
薬を指にとって赤ちゃんの上あごに塗り付け
すかさず水分を取らして流し込む

のだそうです。

お腹がすいていない時には吐き出されて失敗しやすいとか、ミルクに混ぜるとミルク嫌いになる可能性があるとか、ペーストにするとき混ぜすぎると苦くなるということなどなど小技もゲットしました。

さらに、赤ちゃんに薬を確実に飲ませるのは難しいので、薬を飲む練習をしてるんだぐらいの気持ちで何回か飲み飛ばしてしまっても気にしないでねと励まされて帰ってきました。


子どもに風邪を引かせてしまったのは痛恨の極みですが、またひとつ知識が増えたのはありがたいことです。

なんてポジティブ発言してる場合か。

息子、早く良くなってね。