三菱HCキャピタルは、2つの会社が統合されて出来た新しい会社で、(三菱HCキャピタルになって3年目くらいだと思います。)高配当株投資家から人気のある会社です。


株主通信を読むと、最初にトップメッセージが記載されていますが、その多くは、社会情勢など、その会社が影響を受けているであろう現状が記載されることが多いです、


しかし、三菱HCキャピタルのトップメッセージには、「コロナウイルスが、、」「ウクライナ情勢が、、」「金利が、、」などの記載がありませんでした。


それでも、これまでの取り組みに対する評価や今後の見通しについて、分かりやすく書かれていて、良いトップメッセージになっていると思います。


これまでの評価としては、環境エネルギーセグメントと海外地域セグメントで、貸倒関連費用が増加したため、中間純利益などの目標の進捗率は、45.7%にとどまったそうです。


しかし、航空・ロジティクスセグメントが期初計画を上回る業績を見込んでいること、環境エネルギーセグメントも下記に期初計画を上回る業績を見込んでいるため、年間の業績予想は変更なし、としているそうです。


年間配当金も、3円増配の40円としており、26期連続の増配を目指しているそうです。(統合前の会社も、連続増配銘柄だったようです)


10年後のありたい姿に向けて3次の中期経営計画を考えているようで、現在は、基礎固めの時期のようで、SX(サステナブリティトランスフォーメーション)やDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みを通じた社会的課題の解決に挑戦し続けるそうです。




どの会社も、未来のことについては、精神論のような抽象的な計画しか書かれていないのですが、インタネットで、会社のホームページに行けば、もう少し具体的なことも、書いてるのかな?


三菱HCキャピタルの株主通信を読んで感じたのは、株主通信から過去のことを読み解くことに慣れ、未来のことを読み取ろうとする余力が出てきたように思います


ちょっとずつ成長してるかも。イェイ


株主通信を読むのに約30分

記事を書くのに23分使いました