世界一過酷なマラソンといわれるサハラマラソンに出場するための指南として、知っておかなければいけないことを書いておきます。
1.サハラマラソンに出場すると意思決定をする。
サハラマラソンに出たいという人は自分の周りにたくさんいます。
(普通に考えれば恐ろしいことですが・・・)
でるならでると固い意思決定と強い動機が必要です。
なぜサハラマラソンに出たいのか。
理由もなくサハラマラソンにでると痛い目にあいます。
中途半端な気持ちでは、根性がない限りリタイヤしてしまう可能性大です。
「絶対に何が何でもでるんだ。」
「世界一過酷なマラソンにでて完走したんだ」
と胸を張って言うためにも、出場する動機を強く持ち、決断をしてください。
決断することからすべてが始まります。
2.金銭的条件をクリアする。
サハラマラソンにでるなら金銭的条件をクリアしないといけません。
参加費は保険費用込みで52万円です。
その他、パリまでの航空機代、旅行費用、準備代とトータルして100万円近くかかってしまいます。
自分は準備にお金をケチりませんでした。
靴だけで2足無駄に買いました。
靴下も5足くらい高いやつを買っています。
ウェアも最高と思われるやつを買い揃えました。
体力的に不安なところがあったので、準備でカバーできるものには、お金に糸目をつけませんでした。
どう少なく見積もっても、0から準備するなら80万程度は必要となってきます。
大変厳しいですが、これを用意できない人は出場資格ありません。
口だけで終わらないためにも、しっかりとした資金調達を考える必要があります。
スポンサーやカンパを募るのもありでしょう。
自分の場合、すべて自腹で行きました。
カンパを募ってまで出る理由がある方ならカンパを募ればいいと思いますが、その分プレッシャーも大きくなると思います。
リタイヤできませんし。
スポンサーをつけて走るという手もありますが、日本のテレビやマスメディアではあまり放映されません。
モロッコ現地のTV局の方がいらっしゃいます。
(自分はガンガンインタビューされました。)
ですから、日本でスポンサーを見つけても、その方々にメリットがあるかどうか疑問です。
何かしら相手にとってプラスになるようなオファーができるといいですね!
体力的な面でクリアできていても、金銭的条件をクリアするのに、相当な計画が必要だと言えます。
3.時間的条件をクリアする。
モロッコへは直行便がないため、一度フランスに行かないといけません。
レース期間を含め、少なくとも2週間必要となってきます。
2週間も仕事を休める人がいるかどうか。
自分は1年以上前から計画していましたから、問題はなかったですが、急にでるとなると大変なことになっていたことでしょう。
2週間仕事を休むためには職場にいろいろと相談する必要があるでしょうし、独立している人であっても、ある程度は計画が必要となってくることでしょう。
サハラマラソンは3月~4月に開催されるので、学生なら参加しやすい時期なのかもしれません。
自由にできる時間がないとサハラマラソンには出場できません。
これもかなり厳しい条件の一つといえるのではないでしょうか。
大会期間だけでなく、準備にも相当な時間を費やします。
直前ですべてを間に合わせられるほど、簡単なものではありません。
金銭的条件と同様、十分な計画が必要と言えます。
また、申し込みできる期間が8月~9月です。
(変更があるかもしれませんので、ご注意願います。)
2010年度は日本人枠が増えて26名が参加することが出来ました。
今後この日本人枠が増えるかどうか微妙ですが、先着順となっています。
世界で最も過酷といわれるレースにもかかわらず、意外と人気があります。
あっという間に申し込みが締め切られます。
ですから、申し込みをする場合は、早めに申し込むことをオススメします。
4.サハラマラソンを完走できるくらいの体力をつける。
これは特に書く必要がないと思いますが、一応それなりのトレーニングが必要です。
それなりと書きましたが、全く運動していなかった人にとっては相当なトレーニングになるかもしれません。
こちらは出場したことがある人に聞かれるのが一番早いでしょう。
以下も参照してもらえるといいと思います。
サハラマラソンで完走する方法(準備編)サハラマラソンで完走する方法(練習編)最低でも上記4つをクリアしないといけないのがサハラマラソン。
そこまでして出る価値があるかどうか微妙なところですが、単純にサハラマラソンに出たことない人に、
「サハラマラソンなんてちょろい」
といわれたくありません。
と出場し完走した方は、みんな口をそろえてこういいます。
サハラマラソンは世界一過酷といわれますが、単純に砂漠を走るだけではありません。
厳しい条件をクリアするまでスタートラインに立つことができません。
だからこそ、綿密な計画を立てる必要があります。
もしサハラマラソンに出たいというならば、現実的な方法を見つけて、着実に行動してください!
例え時間がかかったとしても。
自分はサハラマラソンに出たいと思ってから、約4年の歳月を必要としました。
条件が厳しくても、絶対に出たいという気持ちがあれば出れるものだと思っています。
大変厳しいことも書きましたが、このブログを読んで、サハラマラソンに出場したいと思う皆様が、実際に出場して、
堂々と、
「世界一過酷なマラソンを完走したんだ、どうだ!」
といえるように自分も応援して参ります!
(出たら出たらで、自分よりすごい人たちがいて、鼻をへし折られましたが・・・自分はまだまだ成長できるということがわかってよい経験にもなると思います。)