11.自分を責めないでください
遺された人は、誰しも、その人が死んで自分が生き残っていることに大きな不安と負い目を感じるものです。そして、その思いが不当な罪悪感にまでなっていることは珍しくはありません。
実に多くの人が、その人が死ぬ直前に自分がした、あるいはしなかったほんの些細なことで、自分をひどく責め続けます。
しかし、その理由はほとんどが主観的なものです。もし、あなたが本当に悪かったのなら、相応の社会的な処罰を受けていることでしょう。その人を思うあまりに、自分の落ち度を過大に考え過ぎるのです。
聖人のような生活をしていない限り、何も後悔しないというのは無理です。
どうか自分を責めないでください。
いつも一緒に寝てたのに・・・
あの日は翌日から仕事に戻るあなたをぐっすり休ませてあげたくて
あなたのイビキがまたうるさかったからっていうのもあって
夜中にお布団直してあげただけで
結局ひとりにしちゃったね
ぐっすり眠ってると思っちゃったのよ、てっきり・・・
ごめんね、もっと早く気付いてあげればよかった
バカみたいにネットして遊んで夜更かしして寝てなんかいなかったのに
こんなことになるのなら
うるさくったっていつものようにあなたの腕の中に
すっぽり収まって眠ればよかった
バカのひとつ覚えのようにハッピーバースデー・ソングを歌って喜ぶ
可愛い息子に何度も言ってたね
お誕生日は1年に1回だけだろ?
って
今日もあなたの写真の前のロウソクみて歌っちゃってたね
ハッピーバースデー・トゥー・ユー♪
怒んないでやってね!
ちゃんとフランボーズ一緒に食べようねって
お口にアムアムさせてくれてたでしょ?
今度の出張はいつまでかなってずっと待ってるんだよ