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サガン鳥栖オフィシャルブログ

サガン鳥栖のオフィシャルブログです。チームの情報などお知らせいたします。

いよいよキャンプも残り2日となりました。

ZANPAプレミアム残波岬ボールパークでのトレーニングとしては最終日。

トレーニング前に行われたのは、ミーティングと集合写真撮影でした。

外が雨降りだったので、室内での撮影。

そして2022シーズン、サガン鳥栖に関わる全ての方々のオモイを背負って戦うチームの表情です。

写真撮影を行ったのが2月4日。ちょうど25年前の同じ日に生まれたサガン鳥栖に情熱を注いでつないでくださった全ての方々から引き継いでいくご縁を感じながらの撮影でした。

 

今日のトレーニングですが、チームで意思疎通がしっかりと図られながらボールの動かし方やポジショニングの確認など行いました。

チーム始動から約1ヶ月。キャンプ最終日には川崎フロンターレとトレーニングマッチで打ち上げとなります。

今日の動画ですが、トレーニング後のシュートトレーニングを行う様子と、キャンプ中に実施していたオンライン取材の様子に迫ってみました。


■MF37 小泉 慶 選手インタビューより
――沖縄キャンプここまで
「監督も代わって、選手も主力が抜けたりといろいろありましたが、新しい選手も入ってきてイチからのスタート。監督が代わったので新しいサッカーに取り組んでいる部分もありますが、鳥栖のサッカーのベースである戦うところは変わらない。ただ、練習試合も何試合かやっていて、キャンプで取り組んでいるところからの得点というのは去年にないゴールパターンもあったので手応えは感じています」

――今季はどんなシーズンにしたいですか
「チームとして始動日に優勝を目標にやっていこうとチーム全体でのミーティングもありました。もちろん、どのチームも優勝を目指していると思いますが、長いシーズンの中でうまくいかない時期は個人としてもチームとしてもあると思いますが、その目標はブレることなく、タイトルを獲るために練習から100%、120%でやらないと試合では力が出せない。日々の練習を120%でやることによって、優勝というのが見えてくる。チームのみんなと協力して、一致団結して良い方向に向かっていけるように頑張っていきたい」

 

 

■DF13 中野伸哉 選手インタビューより

――沖縄キャンプここまで
「新しい監督になって、戦術も少し変わって、そこに対応していくという部分ではよくやれているかなという印象です。監督が目指しているのは前からボールを奪いに行って、アグレッシブなサッカー。僕もそういうサッカーは得意ですし、チームに貢献できるようなプレーをしていきたいなと思っています」

――川井監督のスタイルの中での自分の役割は
「守備の選手なのでまずは守備をしっかりやること。その中で攻撃で違いを出すことが大事だと思います。守備も大事ですが、攻撃の部分でもそういうものを発揮していきたい」
 

――今季の目標は
「今年はシーズンをとおして試合に出続けることを目標にして、チームにアシストやゴールで貢献できたらいいかなと思っています。一昨年、去年と2アシストだったので、今年はそれを超える記録であったり、プロ初ゴールを決めたいです」


■DF26 孫 大河 選手インタビューより
――プロとして初めてのキャンプここまで
「キャンプをやってきて、自分の得意とするプレーが左足からのキックというところで、長短のパスにこだわってキャンプでも取り組んできました。その部分はしっかり出せているかなと思います。ただ、まだまだフィジカル面やスピード面は自分としても慣れていない部分があるので、もう一段階、ギアを上げていければいいかなと思っています」

――今季の大卒6人の中で唯一、昨年、公式戦を経験。その後、大学でのサッカー生活の中で意識が変わって点や取り組みを新たにした部分はありますか
「強度やスピード感は大学のレベルよりも一、二段階は上というのがあって、プロの公式戦を一度、経験させてもらったので大学という場所で、環境は違いますが、自分の中で意識して取り組むことができたのかなと思っています」

――大卒で加入する同期6人の存在は
「自分としてはサッカーはチームスポーツだと思っているので仲間意識もありますが、やっぱりイチ選手としてライバルであったり、一人の選手が出ていたら自分も悔しいという気持ちになると思うので、そういう意味で切磋琢磨できるいい仲間であり、いいライバルかなと思います」

――今季の目標は
「1試合でも多く、試合に出て活躍する。DFなので無失点に抑えれば、得点さえできれば勝利に貢献することができる。しっかり体を張って守る。数字というよりも試合に出て、プレーでファン、サポーター、チームみんなに認めてもらえるように活躍することが目標です」

 

 

■川井健太 監督インタビューより

――まだ19日終了時での沖縄・読谷村キャンプの総括
「このキャンプが正解だったかどうかはおそらくシーズン後に決まるものだと思います。ただ、現段階での取り組みに関して、我々の手応えとしては非常にいいものがあります。まずは選手に感謝しているところで、我々が提示しているものに対して、愚直にそれを体現してくれていますし、提示しているものを体現してもらえたならば最高のものが手に入るのかなという手応えは感じています」

――明日、キャンプ中で最後の練習試合がありますが、そこで確認したいことは
「我々がやろうとしていることを意識高くやろうとしてくれるか。そこに尽きます。今日、選手にも言いましたが、試合の結果というところは必ず、勝ち、負け、引き分けの3つにしかならない。今日も天気が悪かったんですが、天気と結果は自分たちの力ではなかなか変えられないという話をしましたが、自分たちのパフォーマンスは変えることができる。ただ、自分たちのパフォーマンスがイコールで自分たちの結果につながっている。そういう考えをしっかり持ってもらいたい。いくら勝ちたいと思っても勝てるものではないですし、自分のパフォーマンスを最大限に発揮するためにしっかりと準備してもらいたいなと思います。最後の練習試合ということでその中でも様々なことを試したいと思っていますので、ここで固めるというよりももう一つ、武器を作りにいきたいなと思っています」

――キャンプ前にイメージしていたものに対しての手応え、満足感は
「想定しているものについてはかなり近い、そういうものが積み上がったなと思います。そういう意味では最初に言ったように選手に感謝したいですね。我々を信じて、愚直かつ楽しんでやってくれたと思います。そういう意味ではシーズン前、キャンプ前に思い描いていたような状態にはなったかなと思います」

――イレギュラーなことが起こったときの選手個々の対応力や自由を与えた中での判断力を求めてこられましたが、その点については
「基準がある中でしっかりと自分たちで判断してやってくれていると思います。ときにはその基準さえもいい意味で打ち破るようなものを出してくれています。それは我々もウェルカムで。口では「自由にやりなさい」とかそういうことを指導者のみなさんは言いますが、自由というものを選手たちがどういう風に感じるかが大切だと思います。そういう環境づくり、そういう心の保証のようなものをこのキャンプで作れたのかなと思います」

――エドゥアルドが移籍。当然、主力として計算していたと思いますが、抜けた影響や抜けたことで何か加えたい変化はありますか
「素晴らしい選手がこの時期にチームを離れる。これは戦力としては非常に痛い部分はありますが、ただ、ポジティブに考えていまして、より変化ができるなと思っています。あとは鳥栖というチームの選手がそのように評価されるということは素晴らしいことだと思いますので、我々は今から一緒に戦ってくれる選手と共に。また、そういう選手たちで違う武器を構築できると思っていますので、移籍に関しては何一つ、ネガティブなことはないです。唯一、ネガティブと言えば、毎日、エドゥの笑顔が見れなくなることですね(笑)」

――キャンプが終わり、開幕までの2週間で取り組みたい部分は
「基本的には変わらないですね。より色を濃くする作業になると思います。ただ、その中でも色を濃くするだけではなくて、少しでも大枠のところを広げていくという作業をしていきたい。何より今に満足せずにやっていきたいなと思います」

 (質問者:エルゴラッソ:杉山文宣 さん ありがとうございました)