ムーンライトながら号に揺られて5時間半。


列車は岐阜県の大垣駅に到着。


一睡もできなかったため体調は最悪。


到着予定時刻の10分前から降車口に並ぶ。


大垣ダッシュのためだ。


噂で聞いていたが、続々と人が降車口に集まってきた…。


セールの開店前のようだ。


そして5時55分。


定刻通りムーンライトながら号は大垣駅のホームに滑り込んだ…。


ドアが開くと、一斉に人が飛び出し走り出した。


つられて自分も走り出す。


階段を3歩飛ばしで走った。


途中で「走るなキケン!」の張り紙が。


やはり走る人が多いのだろう。


しかし、今後の旅を考えれば少しでも長く座っているほうが無難である。


そして6時発米原駅に無事乗り込み、窓側の席を確保した。


<大垣~米原>

わずか30分の乗車だったが車内は満員。


乗客層はながら号からの継続乗車組から地元のおばちゃん、


サラリーマンまで多種多様。


ふと外を見ると雪が舞っていた。


今後何度も通るこの区間だが、東海道線で特殊な区間だ。


岐阜まで曇っていてもこの区間から雪が降っていたり、


米原まで雪が降っていたのに急に晴れだしたりと。


やはり日本海側の天候が影響しているのだろう。


乗客の乗降も少なく、列車は米原駅へ向かう。


<米原~姫路>

さて、ついにJR西日本の区間にやってきた。


私にとって、初のJR西日本上陸だ。


米原駅に到着すると、隣に姫路行の「新快速」列車がすでに接続待ちをしていた。


新快速。今後何度もお世話になる列車なのだが、一言で言おう。


素晴らしい。


乗り心地・スピードともにJR東日本では見られない。


東で唯一対抗できるとするのは湘南新宿くらいか。


でもクロスシートすくないしなぁ。


基本ロングシートのJR東に比べて西日本はクロスシートが多い。


旅をするには最高のイスだ。


ただ、その分座席が少なくなるわけで、車内は超満員。


通勤の人は大変だろうなぁ。


やがて日が差してきた。


ご来光だ。


朝日を浴びながら、寝てしまう。

気づいたら京都。1時間足らずであっという間だ。


そして30分足らずで大阪に到着。


大阪駅では乗客が入れ替わった。


通勤・通学時間帯ということもあり車内はやはり満員。


ふと、周りをみると女子高生が喋っていた。


…イントネーションンが違う。


「~やん」とか「~やんか」とかしゃっべている!


方言を聞くと「遠くに来たなぁ」と実感する。


電車はやがて海沿いに出て明石大橋を過ぎ、姫路に到着。


<姫路~相生>


姫路で乗り換え。


乗り換えに時間が40分あったので朝食をとる。


そして、トイレ。


なかなか大の場所が開かなく焦ったが、何とか開き、時間に間に合いそうだ。


間に合わなかったら新幹線ワープを早くもするところだった。


いわずもがな、私は運子マン(変換したらこの漢字が誤変換された)である。


駅で降りるたびにまずトイレを探す。


おなかが弱いから、いつでも用を足せることのできるように準備するのだ。


播州赤穂行に乗り換える。


乗ろうとした電車に小田原で見かけた夫婦に遭遇。


相手もきっと同じことを思っているんだろうな。


これも18きっぷの旅の醍醐味かもしれない。


<相生~岡山>

相生で岡山行に乗り換え。


海もなく、単調な田園風景と工場の景色が続く。


この区間は東海道線の静岡~浜松区間と並び単調かつ車窓が飽きる。


ただし、私は初めて乗る区間だったので、でれも新鮮だ。


50分くらい経つと、岡山市街が見えてくる。


<岡山~高松>

岡山での乗り換えは数分。


ダッシュで構内を走り、マリンライナーに乗り換える。


マリンライナーは座席がすべて埋まっていて、ドア近くの開閉式イスに座る。


このシステムって東にないから最初驚いた。


開くところと開かないところがあって。


地元じゃない感が半端になく出ていた。


児島を過ぎると瀬戸大橋がお目見え。


こんな長い橋を電車で渡ったことはない。


天気も快晴で最高だ。


そして人生初の四国上陸。


港町を過ぎると、香川の高松駅に着いた。







前回の旅で青春18きっぷの旅に目覚めた私は、大学生最後の冬休みを利用し1人旅にでた。


目的地は、香川県・小豆島と島根県・サンドミュージアムだ。


小豆島は、私がはまっていた昼ドラ「ラブレター」の舞台。


サンドミュージアムは同じく昼ドラ「砂時計」の舞台だ。


そんなミーハー感丸出しの私は青春18きっぷとあらかたの着替え、デジカメを持ち旅に出た…。


0~1日目の目的地:小豆島・エンジェルロード


手段:青春18きっぷ・四国フェリー


経路は以下の通り。


神奈川県西部某駅→町田(横浜線)


町田~小田原(小田急線)


小田原~大垣(東海道線)


※今回は0日目なので大垣まで。


<神奈川県西部某駅~町田>

夜9時代の横浜線。

平日ということもあり客足は少なく町田まで座っていけた。


<町田~小田原>

町田で急行小田原行に乗り換え。

本厚木まで客足が多く立っていたが、

本厚木駅を過ぎると一気に人が少なくなる。

1両に3人くらいしかいない十両編成の列車は御殿場線の通る新松田を過ぎ、

闇の山中を抜けて小田原にたどり着いた。


<小田原~大垣>

小田原からは18きっぱーの定番「ムーンライトながら号」に乗車する。

ただ、到着まで時間があったため駅前のコンビニで立読みをし時間をつぶす。


かなりの人が乗車するようで、深夜の小田原駅はちょっとした祭りになっていた。


客層は自分と同じような大学生から鉄分満載の人、熟年夫婦、キャバクラ嬢(?)まで多種多様。


そして、0時30分ごろ、ムーンライトながら号入線…。


乗車。車内は独特の「臭い」が充満していた。


目的地の大垣着は5時55分の予定。5時間は寝れると思い目をつぶったが…。


寝れない。


照明が付きっぱなしで明るい。


さらに他人のいびきや物音が異様に聞こえてしまい一睡もできずじまい…。


また、小田原から隣に乗車していたキャバ嬢っぽい女性がトイレに立った思ったら戻ってこず消えたこと、これからの旅の不安などを考え頭がさえにさえてしまった…。


これから小豆島までの道のりは長く険しいというのに!!


そして長い夜は明けぬまま列車は終点・大垣駅に到着。


つづく。



前回の旅が新鮮で、私の心を躍らせるほど楽しかったこともあり、もっと大掛かりな旅を計画していた私は、友人とともに栃木日帰りの旅を計画した。


ネットで情報収集をしていると、鈍行5日(回)分を11,500円で乗り放題な「青春18きっぷ」なるものがあることを知った。


今回は18きっぷを使った日帰りの旅を書こうと思う。


目的:聖地巡礼


手段:鈍行(青春18きっぷ)


経路は以下の通り。


神奈川西部某駅→八王子(横浜線)


八王子→新宿(中央線)


新宿→大宮(埼京線)


大宮→小山(宇都宮線)


小山→岩舟(両毛線)


岩舟→足利(両毛線)


足利→高崎(両毛線)


高崎→上野(高崎線)


上野→秋葉原(山手線)


秋葉原→御茶ノ水(中央線)


御茶ノ水→水道橋(総武線)


<神奈川西部某駅~八王子>

12月という季節もあり非常に寒い。


私と友人は缶コーヒーを購入し、始発の八王子行列車に乗った。


車内は当然ガラガラ。


先頭車両には5人ほどしか乗客はいなかった。


<八王子~新宿>

通勤電車の中央線も、5時代ではさすがに人もまばらだった。


夜もまだまだあける様子はない。


<新宿~大宮>

新宿から通勤快速大宮行に乗り換える。


だが、便意を催し、トイレに駆け込む…。


関係ない話だが、新宿のトイレは意外ときれいだ。


利用者が多いため清掃を徹底しているのかもしれない。


しかし、埼京線の新宿発の始発が6時代ってどういうことだ…。


通勤快速川越行は赤羽までの各駅と武蔵浦和、大宮とあっという間に乗換駅まで着く。


6時半を過ぎるとあたりはだんだんと明るくなってきた。


<大宮~小山>

大宮を過ぎるあっという間に大きい建物はみえなくなり、田園風景が広がっていた。


埼玉もこんなのどかな風景が続くのか、と思った。


余談だが、地元の相模線と似たような車窓であった。


<小山~岩舟>

小山駅は、秒速5センチメートルと同じ風景だった。


立ち食いソバ屋。プラットホーム。


イトーヨーカドー。


宇都宮線から両毛線のホームまでは離れている。


少し迷ったのはいい思い出だ…。


両毛線は栃木県と群馬県を結ぶローカル線だ。


朝ラッシュ帯は学生が多く乗り込むため意外と混雑する。


しかし、地方の学生は独特なファッションをしている。


男子高校生は革靴ではなくスニーカー率が高かったり、


リュックサック率が高いような。


ところで、両毛線の車窓は朝靄がかかっていて幻想的だった。


田園の風景と山並みが地方にきたことを実感させられる。


やがて進行方向右側に切り出したような岩舟山が見えてきて目的地に到着する。


<岩舟駅>

岩舟駅は言わずと知れた、「秒速~」の舞台である。


映画の光景が見えてくるようである。


待合室は映画とは違い、ストーブはなく改装されているようだった。


<岩舟~足利>

岩舟で30分ほど写真を撮り足利へ。


しかし、駅と駅との間隔が恐ろしく長い。


これもローカル線ではありがちな体験だ。


渡良瀬川沿いを両毛線は走り(車窓から川は見えずらい)、足利に到着した。


<足利駅>

足利駅周辺は、「虹の女神」私が一番好きな映画のロケ地になった場所である。


まず、朝ごはんでも食べようと思っていたが、駅前はシャッター街…(いや、朝が早すぎた)


マックはあるだろうと鷹を食っていたが大きな間違いだった…。


商店街を5分ほど歩き、ようやくセブンイレブンを見つける。


ほかにも店はあるだろうと思ってスルーしたが、それは大きな間違いだった…。


あいているみせがない!!!!


結局朝飯は抜きになった。


そして、虹の女神の撮影地の公園や渡良瀬川土手を探索した。


どれも素晴らしく綺麗で、映画の雰囲気そのままだった。


特に、渡良瀬川の土手は映画のラストシーンで使われた場所でもあり、個人的に興奮した…。


天気がイマイチだったが、足利の空気が綺麗だし、将来的にこんな町に住んでみたいと思った。


昼ごはんは駅前の花丸うどんで食べた(というかそこしかまともな飯屋がなかった)。


地元の学生はどこで飯を食うんだろうか。サイゼリアとかガストとかはあるのかな。


<足利~高崎>

この間はクロスシートにすわれ、朝早くで疲れがたまっていたこともあり爆睡。


高崎に近くなるにつれ街は繁華街へと変わっていった。


<高崎~上野>

爆睡してたから何も覚えてないという…。


2時間近くねてたかな。


<上野~水道橋>

上野で乗り換え、大学でゼミの勉強をするため水道橋で下車し、旅は終わった。


<感想>

これだけ乗車して1日あたり2,300円は安い!!

また、友人と分けて使用できる点もいいところ。

とにかく青春18きっぷの鈍行旅行を満喫できた。