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リトルリーガーズショルダーとは、小学生から中学生の野球選手に多く見られる肩のスポーツ障害の一つです。投球による負担がかかり成長途中の骨が損傷されてしまうことで発症します。繰り返しの投球による牽引と回旋の力がかかることで、成長骨端線を損傷することをいいます。

その辺を分かりやすく説明していきます。

リトルリーガーズショルダーとは?



リトルリーガーズショルダーは、野球選手によく見られる肩の障害の一つで、上腕骨近位骨端線離開とも呼ばれます。この障害は、成長期の野球選手に発生し、投球動作によって上腕骨近位骨端線が損傷することで起こります



リトルリーガーズショルダー分類

3つのパターン」



骨端線外側の部分的な離開

骨端線全周の離開

骨端線全周が離解し、すべっている (ずれている)



リトルリーガーズショルダーの原因


投球動作での「加速期からフォロースルー期」に原因があります。

肩関節の外旋(後ろに捻られる)➡︎内旋(前に捻られる)の動きによって上腕骨近位の骨端軟骨に過度のストレスが生じます。投球動作を繰り返すことで成長期の上腕骨近位の骨端軟骨にねじれと張力が働き、障害をきたします。

また、全体的に身体の原因もあります。


①柔軟性の低下

関節の柔軟性が低下すると、全身運動のつながりが崩れて肩にかかる負担が増えてしまいます。特に、肩関節や胸椎、股関節が重要になるので柔軟性を高めましょう。


②筋力低下

筋力が低下すると、関節をサポートする事ができなくなり投球動作時に肩関節にかなりの負担がかかります。肩周辺の筋肉やもちろんの事、体幹や下半身の筋力強化も大切になります。


③投球動作や姿勢

身体の各部位の運動を通じて全身を動かし、下半身から生み出された力を指先からボールへ伝えていく動作です。そのため、フォームや日常の姿勢などが悪いと投球動作への連動性が崩れて肩が増えてしまいます。


◎特に多い例は

・肘が下がっている

・肘を突き出すようなフォーム

・腕や上半身に頼ったフォーム

・身体の開きが早くなっている

・胸椎、股関節が使えてない



どれくらいで治るの?


リトルリーガーズショルダーの治療は

安静(投球禁止)が第一選択です。基本、投げなければ骨端線は修復されていきます。

しかし、ボールを投げない時期にただ休んでいれば良いというわけではなく、リハビリが重要になります。


◎肩関節や肩甲骨周りの柔軟性低下

体幹の回旋やしゃがみ込みの制限

ハムストリングス(太ももの裏の筋肉)の柔軟性低下

などがあることが怪我の危険性を高めていると言われており、全身の柔軟性改善を安静期間でしっかりと行うことが重要です。

 

ボールを投げ始めても良い時期に関しては、基本的に痛みが無くなることはもちろんですが、投球フォームの改善柔軟性や筋力の改善などが得られてからとなります。

重症度にもよりますが、痛み自体は34週で改善することが多いです。投球休止期間中にリハビリテーションで下半身や体幹の柔軟性の改善を行い、肩を押した時の痛みや捻った時の痛みが無くなれば投球動作を開始します。


全身のコンディションを整えながら12ヶ月で全力投球を許可していきます。



治療方法は?



 超音波 US-750

この治療器は2つの周波数により、皮下浅部・深部の治療ポイントに合わせた的確な照射が可能です。温熱作用と音圧作用により、身体の深いところまで温めて血流を良くしたり、筋肉のコリをほぐしたり(マッサージ効果)、骨端線の溜まった腫れや老廃物を除去するなど幅広く使用することができます。


 超音波骨折治療器 オステオトロンV


プロスポーツ分野でも多く活躍しており、無痛・無感覚の極めて安全なエネルギーです。効果としては、低出力超音波で骨折部位の治療期間を約40%短縮します。疲労骨折や関節、靱帯、腱の痛みを軽減します。リトルリーガーズショルダーになり、少しでも早く治して試合に間に合わせたい方、難治性の怪我をしっかり治したい方におすすめです!


③シャドーピッチング、トレーニング指導


院内にトレーニングルームが完備されていて、投球動作指導やトレーニング指導をしています。リトルリーガーズショルダーになる人は何らかの原因を抱えています。それを追求する事が再発防止に繋がります。

正しいフォームや身体のバランスを身に付けましょう。


◎肩はもちろんですが、体幹や下半身などの全身をチェックします。

リハビリの内容としては、

✔︎可動域拡大のためのリハビリ

✔︎肩や股関節、体幹のストレッチ

✔︎筋力強化のためのエクササイズ

✔︎投球動作指導

✔︎自主トレーニング・ストレッチの指導

などを行います。


まとめ


リトルリーガーズショルダーは、小、中学生にかなり多く、早期発見と早期治療が大切となります。その為に、少しの異変や動きで家族や周りの人達が気付いてあげる事です。投球フォームや身体の柔軟性なども関係してきます。

今後、大谷選手のようなプレーヤーになる為にもご自身の身体のケアと状況を把握する為にも治療をオススメします。

当院では、ジュニアアスリートの投球動作確認やトレーニング指導も行ってます。また、リトルリーガーズショルダーの判断などもエコー調査にて確認でき整形外科Dr.との提携も有りますのでご紹介も可能です。

いつでも相談お待ちしています。



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