GREEN MONSTER
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ザイルでの樹木剪定について

水産大学構内
樹種  ポプラ
形状  高さ28メートル 葉張り15メートル
現況 根元にガラス製の外灯、駐車場には乗用車が
    止まっています。幹の陰にも、ガラス張りの
    掲示板があり,小枝が落下しても破損が
    まぬがれぬ状況でした。

日本造園協会主催による、
街路樹剪定士指導員講習会で公開した、
ザイルを使用しての剪定法で作業を進めました。 




木の上部に支点を取り、そこからザイルを垂らします。
ハーネスからつながるユマールをザイルにセットして
作業が始まります。
上のほうにある太く重い枝が、スムーズに落とせるよう
下の枝から落とし始めます。
軽い枝は、手に持ってじかに安全な場所に投げ落とします。


この大きさの樹木になると従来の安全帯で作業をするのは
「大変危険」です。




太くて大きな枝は、吊るし切りとなります。
写真では判りづらいと思いますが、100キロほどの
目方のある枝を片手で支えています。
500キロ位まででしたら片手で充分です。




木の上部に支点があるのでどんなに細い枝に過重をかけても、
落下の危険がありません。




多くの人に安全帯よりはるかに安全な
ロッククライミングの道具を知っていただき事故などの無い
職場環境を創っていただきたいと思います。
ポプラは自然のままの姿が美しいのですが、
根元をアスファルトに覆われ根が充分張ることが
出来ず強風時倒木の恐れがある為やむを得ず
樹形を再生させることになりました。
下の自動車・外灯も、なにひとつ傷付けることなく完了しました。





このような剪定技術を知っていただき習得し、
同業者の方々には安全に仕事を
すすめていただきたいと思っています。
講習会なども随時おこなっていこうと思いますので、
ご質問・相談などございましたらご連絡ください。