平成２７年１１月のある日のこと
長崎県諫早市野中町のマックスバリュ諫早中央店付近をアドレスＶ１２５Ｇで流していると・・・
重厚な煉瓦作りの構造物がありました
(￣_Ｊ￣)ん？
なんだか威厳が感じられます
なんだろう？と思いながら
構造物に接近すると
構造物の上部に
所務刑崎長
つまり
長崎刑務所
と書いてありました
( ﾟдﾟ )
実は
この構造物
旧長崎刑務所正面でありました
ここで旧長崎刑務所に触れますと
広大な敷地を有した旧長崎刑務所は明治の五大監獄
千葉監獄
金沢監獄
奈良監獄
長崎監獄
鹿児島監獄
の一つで、明治政府が治外法権撤廃にあたり、諸外国からの近代的な監獄整備の要求に応え、国家の威信をかけて建造されましたが、平成４年、老朽化のために廃止されました
廃止後、荒れ果てるままに放置されておりましたが、平成１９年、この正面を残して解体撤去されております
この正面は、当時の長崎監獄を偲ぶものとして、当地で保存されております
では、旧長崎刑務所正面をじっくりと観察してみますと
保存にあたっての若干の補強がありますが
旧長崎刑務所の正門
～この正門は
煉瓦と石材が交互に組まれた意匠～
正門脇の小型門
立哨するための
警備所でしょうか？
ロンバルト帯が入った正面
～ロンバルト帯とは
軒下の小さなアーチが連続する意匠～
続いて裏側から
旧長崎刑務所正面の
頑丈な鉄製の門が配置された正門や
正門脇の小型門
門脇の警備所？の内部を眺めてみました
門しか残ってませんでしたが、明治政府がいかに力を入れて建造したのか、よくわかりましたよ
なお、旧長崎刑務所正面の裏側には
休憩用の
ベンチがありました
（＾ν＾）
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