ジョージ・クルーニー監督の「スーパー・チューズデー」みてきました。

アメリカ大統領候補を決める戦いの中で最も大切な日。
この日獲得した代議員数でほぼそのあとの情勢が決まってくるため
候補者たちは代議員獲得に奔走する。
この映画は候補者を支える裏方の人たちの話。

民主党有力候補マイク・モリス(クルーニー)の広報官スティーヴン・
マイヤーズ(ライアン・ゴズリング)は正義感あふれる前途有望な30歳。

オハイオ州予備選(スーパーチューズデイ)が一週間後に迫るなか、
イバル陣営のキャンペーンマネージャーから引き抜きの話を持ちか
けられ密会してしまう。

また選挙スタッフの美しく聡明な女性インターン、モリーと親密な関係に。
このふたつの出来事が、スティーヴンを追い込んでいく。


裏切り裏切られ、何が正義かわからなくなってしまう展開がスリリングで

面白い。


ライアン・ゴズリングは見るたびに全く違って見えますね。今回も途中から

まるで別人になり魅力的。


ジョージ・クルーニーのいいところは映画の中で自分がヒーローにならない

こと。次はどういう映画を作るか、どういう映画に出るのか気になってしま

う。


それにしても大統領選はすさまじい。

以前読んだクリントン大統領の選挙戦を 書いた『プライマリー・カラーズ』を

思い出しました。著者はその名も「アノニマス」。

寝室の出来事から政治の世界の内幕まで書かれていることから側近かと

噂されましたよね。

抜群に面白い政治小説です。


この映画とともにお勧めします。



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