DAY34 BLACK KLANSMAN | Life of SAFORI in Singapore

Life of SAFORI in Singapore

シンガポール在住ネイルアーティストSAFORI
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Circuit Breaker DAY34

実話を超えた衝撃作

去年のアカデミー賞でも
見事に脚色賞に輝いた話題作

一昨年わたしがNYに行ったとき
街中にこの映画のポスターが貼られていたのを覚えている

このポスターインパクトやばいでしょ

ポスターを見ても題名からみても
明らかにKKKの映画だとは分かっていたけれど
監督はスパイク・リー
さすがな大胆な映画だなと思ってた


BLACK KLANSMAN
Directed by Spike Lee

簡単に言えば

内容は黒人とユダヤ人白人の刑事が組んでKKK潜入捜査をする内容


その中で色々と考えさせられるシーンが多い

いかに映画が持つ影響力の大きいか
私たちは昔から善悪を洗脳されてきたか


アジア人が主役のカンフー映画の流行へと繋がるシーンもあって
主役にロンが盛んにカンフーの真似をする

私も言われた経験がある
日本の有名人って言ったらブルースリーでしょ?
ジャッキーチェーンも日本人だと思ってる人もいた
日本人はみんなカンフーとか空手やってるんでしょ?


良いことも悪いことも
みんな映画やTVを見て勝手に判断してそう思い込んでることが非常に多い


実際まさしく私は華やかなハリウッド映画を見て育ち
アメリカってカッコいい!
って憧れを描いていた人間の1人だ
それはなぜかって
昔は映画やドラマでしか情報を得られなかったから無理もない


更に、これに見事に呼応するのが
相手の姿を見ることが無い電話の会話では
KKK側の人間でさえロンのことを黒人とは思わないところの描写

目に見える部分に頼った判断や、
他人から一方的に与えられた情報・知識が、
いかに人の思考停止を招き、
偏った考えの人間を生み出すかを見事に描いている


これは昔の話だしもう解決したんでしょ?
いまは奴隷もいないし
アメリカはもう平和なんでしょ?

なんていう期待もぶっ飛ぶ
本作のラストに用意された衝撃的な映像の数々

70年代と現代との時間差を越えて
私たちに訴えかけてくるその記録映像

本編中にも登場する、
KKKの最高幹部デービッド・デュークが、
現代でも普通に聴衆の前で演説している記録映像や
今もなお状況は変わっていないことが示されている



やっと日本の記事にも上がってきましたが

この事件に対して多数のアメリカ人の著名人は
Instagramでも訴えかけていた









非武装のアフリカ系米国人が殺害される事件は
いまでも相次いでいるのだ

なかなか日本では報道されないけど
こういう事件は今でも起こっている。




まさしく今このコロナ報道でも言えることだ

「アジア人は菌を持ってるから近寄るな」
「街にはみんなでてるから大丈夫でしょ」
「BBQは屋外で三密じゃないからいいじゃん」


あらゆる角度から見て
自分がすべき行動はなんなのかは
自分で判断していかないといけない

人が
周りが
国が

とかじゃなくて

あんまり鵜呑みにしちゃいかん

正しい目をもって生きていきたいもんですね。