11月最終週の木曜日は感謝祭で、クリスマスと同じくらいの大きなお祝い日となります🎉
日本ではクリスマス、ハロウィーン、イースターは広がったけど、「感謝祭はなぜポピュラーにならなかったの?」と聞かれたことがあります。多分七面鳥を食べる習慣が無かった、サンタクロースやカボチャやオバケのような印象的なキャラクターが無いからかなぁ。。。と答えましたが、七面鳥はそもそもあまり可愛いという感じではないし受けなかったんでしょうね
(笑)
感謝祭について歴史が伝える表のお話は、1620年にイギリスからピューリタン(清教徒)達がメイフラワー号に乗って、大西洋を渡りアメリカのマサチューセッツに入植した、新天地で慣れない彼らをアメリカンインディアン達が農作・漁業・狩猟。。。と助け、入植一年後、野菜🥬🥦や果物🍊🍎の豊作を得たイギリス人達がアメリカンインディアン達を招いてご馳走をふるまった、というものです。
勿論そのようなことはあったかもしれませんが、実際の話はなかなか人間臭さがプンプンしています(;・∀・)
英国国教会に反発していたイギリスのピューリタン達は、その頃イギリスやオランダで暗躍していたブローカーを通じて、新世界であるアメリカ
へ移住したのですが、彼らの社会はいわゆる社会主義。所有物は、土地も家も全てが社会の共有財産である一つの銀行に纏められていました。働かなくても生活が出来る状態だったため、働きたくない人たちは働かない。その後、これではダメだ👎🏻と、それぞれに土地が割り当てられ好きなように人生を築け❗️という資本主義社会に移行していきます。マルクスより遥か遡った時代に、ピューリタンを纏めていたリーダーは「社会主義は人間社会に適合しない」と悟り、その後一人一人に土地や家を割り当て、皆は何らかの商売を始めました。アメリカの資本主義の始まりです。
1620年が入植の年として知られていますが、実際のところ1585年くらいからイギリス人達は新天地に入っています。1620年のメイフラワー号には、102名の乗客が乗っていて、11月の寒い時期の入植後、冬を越せなかった人数は約半分ほどいたそうですから、過酷な状況なはずです。
感謝祭のお話に出てくるアメリカンインディアンSquantoスクアントは、イギリスからの入植者たちを助けたことで知られていますが、表に出ない話があります。メイフラワー号がアメリカに来る10年前、アメリカに入ったイギリス人により捕らえられたのがスクアントで、その後奴隷として売られました。(イギリス人の気質なんでしょうか?アフリカに東南アジアに、と人の国にズカズカと乱入し現地人を奴隷にしてコキ使う。。。あっ、失礼🤫) スクアントは後にカトリックの牧師達に救われ、イギリスに連れて行かれて英語を学ぶことになった、と言われてますが、この部分は白人側の美談、とも読み取れます。スクアントを救ったなら、元通りインディアンの村に返してあげればよい話ではないですか?笑 何と、イギリスまで連れて行って、おまけに言語を学ばせるって、利用する気満々じゃないですか~⁉️ とにかくその後は1618年に通訳として英国船
に乗りアメリカに帰国したそうです。イギリスからのメイフラワー号による移民は20年間くらい続いたそうなので、スクアントは清教徒達とイギリス人達の間で何かと仲介をしていたのかもしれません。
まあ仲が良かったのは始めだけで、その内イギリス人がインディアンの村から物を掠奪し、それに対してインディアンがやり返したり。。。と、戦いが始まり、最終的には18〜19世紀にインディアン達はアメリカ連邦政府によって居留地に押し込められてしまいます。政府により色々制限があるようで、貧困率も高いようです。カジノは建てても良いと言う州もあるようで、そういう所は犯罪率も必然的に高くなります。(大阪のカジノも、歴史から学んでよ~!移民も同じく歴史から学べますネ
)
表面的なお祭り騒ぎの裏にこんな実情が隠れているんですよ、という紹介まで。でもヘビー過ぎる![]()
さて表の、心温まるイギリス人とアメリカンインディアンの交流を描いた絵本📕
こうやって魚を釣るんだよ、と教えてあげてるインディアン❣️
たくさん収穫出来たので、御礼にご馳走を召し上がれ〜、と仲良く感謝祭のお食事🥣![]()
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こちらはクラフト💁♀️の本📕
七面鳥ね、う〜んキャラクターでデビューするにはちょっと。。。かな![]()
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色紙を飾ると可愛い🩷
kidsの遊びで、PIN the TAILと言って目隠しで馬の尻尾を付けるゲームがあるけれど、七面鳥版で作ってみた😅
ではでは HAPPY THANKSGIVING❣️ いつも心に感謝を![]()





