このブログは息子の鬱の記録を元に書いています。始まりは2023年秋の入院から。
約2か月入院して、クリスマス前に退院。静かで穏やかな年末年始を家族で過ごしました。

でもまだ完全に治ったわけではなく、1ヶ月に1度の通院(入院していた病院)とお薬で引き続き治療中でした。

年が明け2024年。この1年はとにかく敬くんのことをこっそりよく観察していました。

こっそりというのは、そうです本当にこっそり、です。学校に行っている間に彼の部屋にこっそり入り、カミソリやカッターなどの刃物を探す、ということです。見つけたらもちろんこっそり没収です。また腕を切るかもしれせんから。

というのは、お察しの通り、部屋にあるんです。買ってきちゃうんです。リストカットしたときと全く同じカミソリを。


顔剃り用はお風呂場や洗面台にありますから自分で買う必要ありません。高校生ですし飲み物を買ったりお友達とコンビニに行きますから、お金をまったく渡さないということもできません。何百円かは持たせていました。



でもそれを毎回彼に「カミソリ買っちゃだめだよ」「退院したとき約束したよね?」「もう取り上げたからね」なんていちいち言ったりしません。


なぜなら敬くんの場合、自己否定からの「ダメな自分」→「こんな自分いらない」に思考が行きリストカットするので、基本否定的な言葉はかけないように生活してました。

刃物を持っていたことを追及なんかしたら、「退院のときに先生に言われたことを守れないダメな自分」「結局僕は治らないんだ」と、どんどんマイナス方向にいってしまいますから。
彼も自分の部屋のカミソリがなくなっていれば「ママが持って行ったんだな」とわかるので。その時に「やっぱりダメだよね」くらいに感じてくれればちょうどいいです。

元々彼はママっ子で日常でいろんな事を私に話してくれますので、交友関係や誰とご飯行く、などは把握していました。嘘はつきません。なぜなら彼はものすごく純粋で心が綺麗だからです。
そのことは後々に私は身に染みて思い知ることになり、大反省をします。
汚れた大人の考えや悪知恵がすべて彼にとっては嫌悪感でしかなかったのです。またいつか書きます。


思春期だしあまり干渉しすぎても嫌がれるから、程よい距離を保ってました。思春期や反抗期のお子様をお持ちの親御さんはわかると思いますが、この程よい距離感が難しい。
口を出しすぎてもうざがられるし放置しすぎても何してるかわからなくなるし。

退院する時に決めた注意事項(前回書きました)をとにかく!!守っくれ!!退院時の手帳を見よ!!と思いながら日々過ごしました。