【実例あり】投資は金額<期間を実感したこと

 

今日もお疲れ様です!

 

これから投資を始めたい20代30代のための

あやしくない!安心堅実マネー&ライフプランナー 

くまころですにっこり

 

2023年も残すところ

あと3日ですね。

皆さんは仕事納めはされましたか?

仕事納められた方も、そうでない方も

今年1年よく頑張りました合格

 

さて来年からは新NISA制度が始まりますが、

NISAにかかわらず

投資は長期・積み立て・分散で実施することが

大事だといわれます。

 

今回は、こちらの原則のうち、

投資は長期間実施することのメリットについて

書いていきたいと思います。

 

実体験をもって、

投資は少額でも

長期間継続することが

大事だと言えます。

 

このセオリーはよく言われますが、

具体的な例は出てこないので、

イメージがぱっと浮かぶ方は少ないのではないでしょうか?

 

なので、まずは、この画像をご覧ください。

 

これは、私が先進国株式インデックスファンドに

投資した結果を示している図です。

 

上図は1500円/月×約3年間投資し続けた結果、

下図は4000円/月×約1年間投資し続けた結果

を比較しています。

 

この図から、

月額での投資金額は半分以下なのに、

運用収益は倍以上になっていることが

おわかりになりますでしょうか?

 

保有金額も少ないのに、

投資を長期間継続したほうが

より高い運用収益を得られている

ということもわかるかと思います。

 

このように、

たとえ月の投資額は少額でも、

長期間投資を行えば

より高い運用収益を得られる見込みがあるのです。

 

それはどうしてでしょうか?

その理由は、以下2点からです。

 

1.ドルコスト平均法の効果を最大化できるから

2.複利の効果が働くから

 

それぞれの理由についてみていきたいと思います。

 

 

  1. ドルコスト平均法の効果を最大化できるから

 

 

皆さんご存じかと思いますが、

金融商品の価格や株価指数は

日々変動します。

 

シンプルなのもので例えると、

企業の株価や日経平均株価は

日々上下を繰り返していますよね?

 

こんな図を見たことないでしょうか?↓

 

この画像は、

イメージをつきやすくするための

フリー素材ですが、

日々日経平均株価等の指数や、

為替は変動していますよね?

 

これは景気変動の要素に加えて、

日々人々があらゆる金融商品や為替を

売買しているからです。

 

なので、

同じ商品でも高値掴みすることもあれば、

割安でお得に手にすることもできます。

 

この売買の変動を

限りなく平準化させる効果が、

ドル・コスト平均法です。

 

 

三井住友銀行さんが、

わかりやすく整理してくださった図があるので、

こちらを参照してみましょう。

出典:https://www.smbc.co.jp/kojin/toushin/gimon/start11/

 

この図では、

毎月定額で購入を継続したほうが、

平均購入単価は下がるということ

おさえてください。

 

それは購入する金額は一定でも、

価格変動により購入できる口数は異なるためです。

 

このように、ドルコスト平均法を利用して

毎月一定額の購入を継続すると

以下2つのメリットを受けられるということになります。

①   :長期的な平均購入単価が下がる

②   :より多くの数の商品を購入できる

 

購入単価が下がり、

より多くの数を購入できるということは、

少ない手出しで、

より多くの商品のリターンを手に入れられる状態に

なっているということになります。

 

これは、

たとえ少額でも長期的に

投資を継続することで、

より多くのリターンを得られる

見込みがあることを

示しています。

 

 

  2. 複利の効果が働くから

 

 

先ほど見た図をもう一度振り返ってみましょう。

 

 

分配金受取区分という欄に

もう一度着目してみてください。

 

 

いずれも

“再投資”となっている点に

お気づきでしょうか?

 

これは、

投資によって得られた収益を

再度投資に回すということ

を意味しています。

 

具体的な例を考えてみましょう。

以下条件の投資信託を

購入するとします。

・1万円/月投資する

・1年間投資する

・利回り3%

 

1年間、2年間、3年間投資を継続した際、

再投資する場合/再投資しない場合の

リターンの違いを見ていきたいと思います。

 

~1年目~

再投資しない場合:1(万円/月)×12(か月/年)×3.0(%/年)

         =120,000(円/年)×3.0(%/年)

         =120,000×0.03

         =3600円

 

再投資する場合:1(万円/月)×12(か月/年)×3.0(%/年)

        =120,000(円/年)×3.0(%/年)

        =120,000×0.03

        =3600円

 

~2年目~

再投資しない場合:1(万円/月)×12(か月/年)×3.0(%/年)

         =120,000(円/年)×3.0(%/年)

         =120,000×0.03

         =3600円

 

再投資する場合:(120,000+3600)円×3.0(%/年)

                       =123,600×0.03

                       =3708円

 

~3年目~

再投資しない場合:1(万円/月)×12(か月/年)×3.0(%/年)

         =120,000(円/年)×3.0(%/年)

         =120,000×0.03

         =3600円

 

再投資する場合:(120,000+3600+3708)円×3.0(%/年)

                       =123,600×0.03

                       ≒3819円

 

直近3年間を見ただけでも

利息が着実に積みあがっているのが

おわかりになりますでしょうか?

 

再投資することによって、

投資元本が少しずつ増えていくので、

それに合わせて運用収益も増えていきます。

 

このように利子に対して

利子がつくことを複利といいます。

 

長期間投資することで、

複利の効果増大が

期待できます。

 

実際月の投資額が少なくても、

複利を使って長期間積み上げていけば、

大きな運用収益をねらうこともできる

ということになります。

 

 

 

  まとめ

 

 

今回のまとめです。

 

よく言われることですが、

投資は少額でも

長期間継続することが大事です。

 

それは以下2つの理由のためです。

1.ドルコスト平均法の効果を最大化できるから

2.複利の効果が働くから

 

月額の投資金額が少なくても、

長期期間継続することで、

以下循環を作り上げられるということです。

・購入単価の平準化

・購入口数の増加

・複利により利子に利子が付きどんどん増えていく

 

なので、

迷っている方はぜひ小額からでも

投資を始めてみてくださいね。

 

現在投資を迷っている方も

投資にチャレンジする

きっかけとなってもらえたら嬉しいですニコニコ

 

次回は、

お金のブロックと投資の関係

について書いていきますね!

 

投資であなたの生活が

明るいものとなりますように。

 

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