NISAを始める前に必要なこと

 

 

今日もお疲れ様です!にっこり

 

 

これから投資を始めたい20代30代のための

あやしくない!安心堅実マネー&ライフプランナー 

くまころです。

 

すっかり寒くなりましたが、

お元気ですか?

体調を崩しやすい季節なので、

無理はしすぎないでくださいね昇天

 

さて、今日はNISAを実施する前に必要なことについて

お話ししようと思います。

 

2024年のNISA制度改定に伴い、

資産運用がクローズアップされていますよね?

 

確かに、今回の制度改定をきっかけに

NISAを含めた資産運用を

始めることは重要です。

 

しかし、それ以上に大事なことがあります。

 

それは、

投資をはじめる前に

生活に不可欠な資金を確保すること

です。

 

ひらたく言うと

貯金です。

 

ある程度リテラシーのある方、

もしくはすでに投資を始められている方にとっては、

当然のことと思われるかもしれません。

 

ですが、この基本を忘れて

投資・資産運用を進めてしまうことで、

誤った方向性に進んでしまうことがあります。

 

誤った方向性で進んでしまうと、

最悪自己破産してしまう場合もあります。

 

 

私がこういった内容をお話しするのは、

これをご覧になっている

あなたを脅したいわけではりません。

 

余裕のあるコンディションで、

投資に臨める状態を整えてほしい

ということをお伝えしたいのです。

 

今回は、以下なぜしっかりした貯金が大事なのか、

以下2点にフォーカスしてお話ししようと思います。

 

1.    そもそも投資は余剰資金で行うもの

2.    どのように貯金を進めていくか

 

 

 

  1. そもそも投資は余剰資金で行うもの

 

まず、1点目です。

前提として、投資は余剰資金以上で行ってはいけません。

 

というより、資金管理ができていない状態で、

余剰資金を超えた投資を行わないほうがよい

というイメージに近いです。

 

その理由はシンプルです。

投資で抱えた損失が拡大してしまうと、

実生活にあらゆる影響を及ぼしてしまうからです。

 

お金の余裕は心の余裕につながります。

 

私の社会人になり立ての貯金は0円でした。

もちろん当時は心の余裕はなく、

1000円の本を1冊買うのにも

500円のコーヒーを1杯買うことにも

抵抗がありました。

 

そんな自分をケチと感じ

自己嫌悪に陥った時もありました。

 

お金を持っていないときは、

他人の些細な言動や行動にも

目くじらを立てていました。

 

迷惑行為を行う人に

過剰に腹を立てたり

お金を持っている人に嫌悪感を持ったり。。

ほかにもいろいろありますが、

それはそれはひどかったものですw

 

ですが、貯金と投資を継続して

ある程度の資産を築けた今は

価値を感じるものには

お金を投じられる心の余裕ができました。

他人の些細な言動や行動も気にならなくなりました。

 

この経験を通して何を伝えたかったかというと、

現状の生活を維持できるだけの

余剰資金は貯金しておくべきということです。

 

この貯金という過程を怠り、

余剰資金もすべて投資に回していると、

損失ができた場合に心と生活の余裕がなくなります。

 

心と生活への余裕のなさは、

生活にあらゆる悪影響を及ぼします。

 

なので、投資よりも前に

貯金が必要なのです。

 

この内容は重要でありながらも、

軽視されがちな論点です。

 

なので、具体的にどのように貯金を

進めるか具体例も交えて

ご紹介したいと思います。

 

 

  2. どのように貯金を進めていくか

 

 

これまでの論点で、以下の内容をお伝えしてきました。

・投資は余剰資金で行うもの

・投資を行う前に生活費を維持できるだけの貯金が必要

 

ですが、これをご覧になっている方で、

貯金が苦手という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

また、貯金といっても具体的な方法が

わからないという方もいらっしゃるかと思います。

 

そういった方のために、

具体的な貯金の方針

貯金の仕方

についてご紹介したいと思います。

 

まずは、具体的な貯金の方針です。

 

貯金を始めるにあたって、

目標金額を設定しましょう。

 

この目標金額とは、

自分や家族の生活を維持するのに必要な生活費6か月分

が目安になります。

 

人によっては

3か月分という方もいらっしゃいますが、

私は余裕をもって

6か月分の生活費を貯金することを推奨しています。

 

目標額を決めたら、

次に以下3点を把握しましょう。

①   :(把握されていない方は)1月にかかる生活費

②   :自分や配偶者の手取り月収

③   :1か月間どれぐらいの貯金ができそうか

 

①、②については

スマートフォンに家計簿アプリを導入して

支出・収入の流れを手間なく把握できる

仕組みつくりをしましょう。

(私はMoney Forwardを利用しています)

 

インストールした家計簿アプリに

利用しているクレジットカード、

キャッシュレス決済などをすべて紐づけます。

 

そうすると、

支出はすべてアプリが

自動記入してくれるので、

手間なしで支出を把握することができます。

 

収入と支出が

アプリに自動記録されることになるので、

手間なく支出・収入の現状を知ることができます。

 

この作業から、

月々の収入に対して、自分がどれだけ支出しているか

理解することが大事です。

 

③については、

①・②で支出・収入を把握した後、

1月どれぐらい貯金できそうなのかを算出します。

 

例えば手取り額20万円、

東京で一人暮らしをしているケースを

想定してみましょう。

 

家計簿アプリの利用によって、

以下のような家計状況だと分かったとします。

家賃:6万円

食費:5万円

通信費:2万円

水道・光熱費:2万円

日用品等購入費用:1万円

交際費:2万円

雑費:2万円

 

現状だと生活費の合計が、

手取り額と同額になってしまっています。

なので、

・スマホやインターネット回線を安いプランに乗り換える

・できるだけ自炊を増やす

といった工夫を凝らし、

1~2万円捻出して貯金に充てる

といった計画を立てるということです。

 

そこからは無理のない程度に

節約を繰り返しながら、

1月の生活費の圧縮と、

お給料から可能な限りの金額で

貯金をしていきましょう。

 

ここで大事なのは、

無理のない貯金計画を立てることです。

 

無理がある貯金計画は、

継続できません。

 

現状毎月赤字の方は、

まず黒字化することを目標にしましょう。

 

自分が何にどれぐらい

お金を使っているかを把握して

削減できそうなムダを減らしていく。。

 

貯金ではこのプロセスの繰り返しが重要です。

 

  まとめ

 

 

以下まとめになります。

 

今回は投資を始める前に、

必要なこととして、貯金をご紹介しました。

 

貯金にあたって理解しておくべき点は以下2つです。

 

昨今は投資の重要性だけ強調されがちですが、

自分を守るためにも

まずは貯金をしていきましょう!

 

次回は、

投資で破産する場合の共通点

について書いていきますね!

 

投資であなたの生活が

明るいものとなりますように。

 

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