2020年3月から開始された羽田新飛行ルート。
東京オリンピックを機会に訪日外国人観光客を増やし日本を観光立国にすると、故安倍首相が決定。
羽田空港の国際線を増便するには南風時3時間に限り都心からの着陸が必要であると始められました。
国交省幹部は「騒音」が問題となると実施に難色を示しましたが、菅 義偉官房長官が強行実施させました。
しかし実施後、飛行機間隔(後方乱気流区分管制方式)の改定がICAO国際民間航空機関で行われ、羽田と成田空港で飛行機間隔が縮められ、これまでの海上ルートでも増便目標分を超える着陸が日常的に実施されるようになりました。
品川区では連日、最大値が80dbを超える飛行機騒音により、航路下住民が「平穏な生活」が送れず5年を超えました。
一刻も早く海上ルートに戻し、静かに暮らせる環境と、過密都市東京を飛行機事故の危険から守るよう訴えます。