5月にペアチケットを2組購入し
楽しみに待っていた、藤田嗣治展 (上野 東京都美術館)に
平日、家族で休みを合わせて行ってきました!

目黒区美術館の、藤田嗣治 本のしごと展とは
全く重ならない内容。


え?右下が気になるって?

父と私が迷わず購入し、
母と姉がそれを遠い目で見ていた、嗣治人形٩( ᐛ )و


ネコ…
せめて尻尾…

そう、彼の絵には猫もたくさん出てくるのですよ。

彼の絵をみてると、猫ってこんな表情豊かだったっけって思います。
心底好きだからこそ、その一瞬を描きとめられるんだろうな


晩年の、しがない職業少ない稼ぎっていう子供たちのシリーズをポーラ美術館で見たのがきっかけで、彼の人生や作品に幾度も触れてきましたが

一貫して惹かれるのが、彼の輪郭線。

本当に美しい。描いてる時の呼吸を感じます。
勢いの中に繊細な調整があって、ウットリしてしまいます。

特に藤田嗣治の代名詞、乳白色の裸婦では
それが際立っていて息をのむ。

そしてそういう美の中にも、
ちょっと笑える遊び心が見え隠れして
また愛おしさが増すのです。


先日の、本のしごと展は
その遊び心に焦点があるような
ユニークな展示でした。

目黒は終わったけど
静岡、八王子へ絶賛巡回中!笑