Inspiration Book
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潔癖性

自分の規定範囲外にいる人を気持ちが悪いと思ってしまう。

練習しないのになんでサークルにいるんだろうかと不思議でたまらない。
人から下手な姿を見られて恥ずかしくないのだろうか。
割りに先輩先輩と私を囃し立て、さらに不機嫌にさせてくれる。


サークルに限らず街中での非常識な人間もなぜ生きているのか不思議だ。
電車のシートを悠々と使うやつ、電車で電話してるやつ、歩き煙草するやつ、信号無視する車、ご飯屋さんでごちそうさまが言えないやつ、、、あげたら切りがない。

見ているだけで吐き気がする。

私がデスノートを持っていたら世界人口は10分の1に満たなくなるだろう。


しかし私はそいつらを消せるほどできた人間だろうか。
むしろそんなことをひたすら感じている私の方が心の狭い未熟者なのではないか。


いつか恩師が言っていた。「人を変えたければまず、自分が変わりなさい。でなければ誰も相手にはしてくれない。嫌いな人にほど優しくしなさい。そうすればその人はあなたの強力な味方になる。」

ずっと忘れてはいけないと思っていた言葉を、今の私は忘れている。

人のために自分が変わる。それはいつか自分のためになる。
広い心で世界を見よう。
長い目で成長を見届けよう。

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旅立ちの日に

仲間にとって一つの節目が訪れた。




「卒業」




新しい道を歩き始めた彼らを笑って見送りたいから何も考えないようにした。




大嫌いだったあいつも、大好きだったあいつも、みんな私を育ててくれた。


一人でも大丈夫って思ってたけど、あいつらが甘えることを教えてくれた。


一人じゃいられないって思うようになったのはあいつらのせい。


いつもわがままを言ってたのは私だった。


でも全部笑って受け入れてくれた。


だんだん悩みが小さく思えて、あいつらといればなんとかなるって信じてた。


いつかいなくなる時が来ること考えないようにしてた。


だからついに別れの日が訪れても実感できなくてまるでいつもと同じで本当のこと言えなくて


あいつらは最後まで笑ってた。


私は泣きたかった。


寂しいって言いたかった。


行かないでって言いたかった。


本当に好きだって言いたかった。


でも口から出てきたのは空回りした「ありがとう」。


みんな同じように「がんばれ」って言ってた。


浅い言葉だけど、大事な仲間が心から思って発した言葉だから温かかった。


だからがんばる。


次会うときに「がんばってるな」って言われるようにがんばる。


そして「ありがとう」って心からちゃんと言いたい。