奏多「生き残ったみんなで死神ゾンビを倒し世界を救う...そうはいったものの、もうこれ以上仲間に迷惑をかけることはできない。ゾンビが誕生した例の研究所、埼玉県にあってかなり有名なとこだったんだよな。今は立ち入り禁止になってるそうだが...俺の勝手な憶測だが、もしかしたらそこに何か手がかりがあるかもしれない。行ってみる価値は大いにありそうだ。オリバー...すまないがこの車を使わせてもらう。今日は俺が主役だ!」







奏多「そろそろ着きそうだな...ってガソリンがやべぇ!丁度ガソリンスタンドがあるから補充してくか。」

ゾンビ「グゥー」

奏多「おいマジかよ!なんでこんなところにゾンビが...ここで銃はぶっ放せないからな。くらえ俺の斧を!」

ゾンビ「ガァァァァ」




奏多「よし着いた...写真で見たとき以上にデケー建物だな。入ってみるか。手がかりになりそうなものは...

なんだあれ!?光ってる剣みたいなのがあるぞ。なんか紙が置いてある。読んでみよう。

「私はこの研究所で働いていて、上層部の指示のもとゾンビの開発した者の一人だ。当然許されることではないが、世界中に多大なる迷惑をかけてしまったことを申し訳なく思う。すでに上のやつらは皆どこかへ行ってしまったのだが、数少ない我々残党が協力し、シャイニングソードという最強の武器を開発することに成功した。信じられないと思うが、この剣を魂を込めて振ったら斬撃を飛ばすことができて、通常のゾンビならまず一撃で倒せる。おそらく死神ゾンビにも対抗できるだろう。しかし、この剣を扱うのは非常に体力が必要だ。長時間戦う際なんかは特に気を付けてくれ。もし研究所に訪れてくれた者がいて、今これを読んでいるのならばぜひその剣を使って世界を救ってくれ。頼んだぞ...」

なんだって?その剣はそんなに強いのか!?早速持ち帰ろう...って、すごい重いな!これは戦いの際に扱うのが大変そうだ...でも本当に俺の予想通り手がかりを見つけることができてよかった。オリバー、彩人...突然俺がいなくなって驚いてるだろう。急いで帰るからな!」




ヒヨコゾンビ「ピヨピヨ...ピヨピヨ...」

奏多「なんだ?うわぁぁぁぁ!4メートルくらいのヒヨコがゾンビになってる!?いや落ち着け...俺はたった今シャイニングソードを手に入れたばかりだろう。本当に振ったら斬撃が出るんだろうな?行くぞ...おりゃぁぁぁぁ!!!」

シャキーーーーーーーーンドーーーン

奏多「すげぇ、一瞬にしてあいつが消し炭になった...相当すごいものを手に入れてしまったぞ。早く帰らないとな、今はゾンビと遊んでる暇なんてない!」




~一方その頃~
彩人「奏多、一体どこへいってしまったんだ!?」

オリバー「俺の車もなくなってる...どうなってるんだ?」

牛ゾンビ「モォォォォォォォォッッッ!」

二人「なにっ!?」

彩人「うわあああ!なんだあれ?牛ゾンビ!?」

オリバー「なんだあいつ!?デカすぎる...」

彩人「撃て撃て撃て!」

バンバンバンバンバンバンバンバン!

牛ゾンビ「モォォォ!モォォォォォッオオオオッオオオオオオォォォォォォ!!!!」

オリバー「やばい...効いてないどころか奴を刺激してしまってる!逃げろ!」

牛ゾンビ「オオオオ!(突進)」

バッタンバンタンバキバキバキバキガラガラドンガラガッシャーンゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッ

彩人「危ねぇ!」

オリバー「村の家ぶっ壊しやがった!?」

彩人「どこ行ったあいつ?」

牛ゾンビ「モオオオ!ツカマエタアアアア!」

オリバー「なっ、いつの間に!?」

彩人「こいつ...突進だけじゃなくて掴む力も異常に強い!?」

オリバー「ダメだ...もう抵抗できない...」

彩人「奏多はこの事を危惧して村から逃げたのだろうか...」

オリバー「そうだな...もう俺たちはここで脱落なのか。せめて彼が村長さんの仇を...」

シャキーーーーーーーーン!

牛ゾンビ「モォォォォン!?」

奏多「二人とも!大丈夫か!」

彩人「奏多!?助かった...一体どこに行ってたんだ!?」

オリバー「ていうか今のなんだ!?一瞬であいつが真っ二つに...」

奏多「例の研究所に行ってきて光の剣を手に入れた!斬撃も出すことができて本当に強いぞ!死神ゾンビにもこれで勝てるかもしれない...いつどこからでもかかってこいって話だ!」

死神ゾンビ「私ならここにいるぞ!(蹴り飛ばして首を締める)」

奏多「痛っ!うわぁぁぁぁ!放せこのやろう!」

彩人「死神ゾンビ!?なんでまた...」

オリバー「やめろ!」

死神ゾンビ「彼から話していなかったか?俺は常に奏多の頭の中を読めると...お前ら、あまり気を悪くするなよ?大丈夫だ...殺しはしない。彼が私の仲間に加わることができれば、とても良い成果を出すことができるだろうからな...彩人、オリバー。今日は許してやる...ただし奏多は私の拠点に連れ帰らせてもらう。今後も私を追い続けるようであれば、次会ったとき、お前らの命の保証はないだろう...」

~死神ゾンビと奏多がテレポート~

オリバー「彩人、この村から出て急いで奏多を助けよう。」

彩人「そうだな。村長さん...戦闘で村をこんな荒らしてしまって申し訳ありません。」



つづく...