こんにちは、冴木遥です。


先週は、大好きなミュージシャンが来日していて、名古屋、大阪のライブも行ってきましたデレデレ


そして、またびっくりしてしまった、自分に。


そのミュージシャンのファンになって、7年。


初来日のライブで度肝を抜かれ、以来、毎年来日するたびに全公演に行くくらい、大好きなのに、初日のライブが終わった途端、


あー、楽しかった!!
早く帰って寝よ~
明日は早起きして、洗濯と掃除しようルンルン



早起きして、掃除!!

この私が!


早起きと掃除が大嫌いだったのに。


今となっては、楽しみなことに変わっている。


これまでは、ツアーの前も後もずーっとライブのことを考えていて、日常のことはほったらかし、ライブのハイテンション、非日常感と普段の生活のギャップが激しくて、ツアーが終わったらまた日常生活に戻るのが嫌でたまらなかった。


ライブ=楽しみなこと(善)
日常生活=つまらないこと(悪)


こんな感じで、私の中で基準みたいなものがあったのに、


なぜか今回は、ライブも日常生活も楽しみなこととして同列で、どっちがいいとか、そういうのがなくなって、どっちも私にとって楽しみなこと、幸せであることに変化してた。


ライブももちろん楽しい!
ミュージシャンと観客が一体になるエネルギーを感じて、改めてやっぱり私はこういう空間が好きだ!って思った。


と同時に、


家の中のことを整えたり、美味しい食事を作るためにスーパーに行ったり、そういうことも楽しくて、どっちの楽しみが上とか下とか、なくなっていた。


楽しみに優劣がなくなると、楽しむために何かしようって考えることがなくなってることにも気づいた。何でもその瞬間瞬間を楽しめるようになるんだな~って思った。


こんなことを楽しいと思っちゃいけない、他の人たちみたいにもっと派手に楽しいことをしなきゃって思っていたというのもあった。
他の人たちっていうのも、ただメディアに洗脳されてただけなんだけどね。


特別なことをしないでも、どの瞬間も楽しいって感じられるようになったことが嬉しい。


その上で。


楽しむためとか、ストレスや日頃の鬱憤を晴らすためではなくて、もっと好きなものに素直になって、好きなことをやってるときに感じること、感じたいことにもっと貪欲になろうって気持ちが強くなってきた。


でも、これまでの私は、誰も私のことは気にしてないのに、他人の目線を気にしすぎて、好きなことすら、他人目線だった。


だから、今は「好き」ですら疑ってる。


疑ってみたら、小さいときの、まだ私の頭が汚染される前に好きだったことを思い出して、あ、好きなことに夢中になるってああいう感覚だったって戻ってきた。


その感覚をもっと強く取り戻したいなって思う。