先日、東京ドームで行われたテイラー・スウィフトのライブに行って来ました!
正直、そんなに彼女のファンというわけではなかったんだけど、有名だし、人気だし、何がすごいのかなぁって、ただのミーハー心で行ったのですが…
号泣!!
まさか、テイラー・スウィフトで泣くとは思わなかったww
広いステージをあっちにこっちにと動くので、まぁ、ほぼ半分は口パクなのですが、ギターの弾き語り、ピアノの弾き語りでは、彼女本来の歌声の素晴らしさを目の当たりにし、涙腺崩壊。
そして、まさかこんなところで泣くとは思わなかったと私自身も驚いたのが、彼女のMC、曲と曲の合間のスピーチ。
今回のテイラー・スウィフトのコンサートツアーは2017年11月に発売された「Reputation 」というアルバムのコンセプトをもとにしています。
このアルバムが、これまでの彼女に対するメディアや他のミュージシャンによるBad reputation(悪評)への報復とも言われており、アルバム発売前に先行で公開された「Look what you made me do」という曲では、カニエ・ウェストやケイティ・ペリーなどに対する仕返しとも取れる、「あなたたちが私にさせたことを見てごらんなさいよ」と怨念めいたものを感じ
曲の合間に挟まれる↓のセリフで、
I'm sorry, the old Taylor can't come to the phone right now
(ごめんなさい、昔のテイラーは今電話に出られないのよ)
Why?
Why?
(どうして?)
Oh, 'cause she's dead!
Oh, 'cause she's dead!
(あー、彼女は死んだのよ!)
と言わせてしまう。
もう昔の私はいないわ、新しく生まれ変わったの、あなたたちのことなんか相手にしてる暇はないの、という気持ちが伝わってきて、
公開された時、私ですら「テイラーすごい!!」と思ったものです。
公開する前に、それまでのインスタグラムの投稿もすべて削除して、新しいテイラーを予感させるよう徹底してたのも驚きだった。
すべてを消して新しい自分を見せるって、よほどの覚悟があっただろうなと。
彼女に対する悪評、バッシングに落ち込むこともあっただろうに、それを創作意欲に変えて、音楽で仕返し、というか、むしろあなたたちのことなんか正面切って相手にするほどでもないと、見下した感じもあるけれど、自分の信念を貫いている。
その彼女がMCで話す言葉には、ファンや彼女を愛してくれてる人たちへの感謝と、愛があふれていて、あー、だから彼女の音楽には魅力があるのかと、涙が止まらなかった。
2つあったサブステージを移動するときに、観客席の通路を通ったんだけど、運良く通路側だったファン全員と握手できるように、時間をかけて、握手できなかった人たちのところにはまた戻るようにしたりして、その対応ぶりにも泣いてしまった💦
愛されている人には愛されるだけの理由がある。
なぜこれほど彼女の歌が共感され、ファンが増えていくのか、今回ライブで体感できて、本当に良かった。
何事も体感。
↓Look what you made me doのMV。アメリカのゴシップ好きにはたまらないネタの宝庫
↓アコースティックギターだけで聴かせるShake it off。かっこいい!
↓ピアノの弾き語りも