日本でチップを貰える数少ない職業とは？
ずばり、タクシードライバーです。
僕が、現役時代にお客様から頂いたチップの最高額は１万円です。
チップに関して言えばうちの会社は、ノータッチです。
頂いたチップはドライバーのお小遣いになります。
さすがに、１万円ものチップはご祝儀みたいなものですから、
そうそうはありません。
僕が頂いたのは巡業中のお相撲さんからでした。
「運転手さん、俺の事応援してくれよな！」って胸ポケットにスポ！！ っと
入れてくれました
一般的にタクシーの運転手がチップを貰えるパターンで一番多いのは、
近距離でご利用されたお客様で、例えば運賃が 【６５０円】 だったとします。
「運転手さん、お釣りはいらないよ！ コーヒーでも飲みなよ」
なんて言って、1,000円札を置いていってくれるケース。
このパターンで一番チップをくれるのが、
お婆ちゃん です。
元気ならバスや電車、近くであれば自転車や歩きで
病院にいったり、買い物に行ったりできるのでしょうが、
「ドアTOドア」のタクシーが必要なんです。
高齢で運転免許を返納してしまった、バス停や駅まで歩いて行くのがしんどい、、
等々の理由で、目と鼻の先の施設にお出かけするにも、
お迎え料金を別途支払ってまでタクシーを呼びます。
で、お年寄りは近距離の利用は運転手さんも稼げないよね、とか
過去に近距離の利用で心無い運転手に嫌味を言われたりの経験から、
1,000円未満の利用に対して1,000円出してお釣りをチップとしてくれたりするんです。
また、うちのドライバーはみんな買い物をした荷物をお部屋まで運んであげたり、
雨が降っていれば、傘をさして濡れないようにタクシーの乗り降りが出来るように
配慮しています。
なので、この仕事をしていると お婆ちゃんが 大好き になります。
もももも、もちろん、チップを貰えなくても文句なんて言いませんよ
良い接客をすると、チップを貰える可能性のある数少ない職業ってところですね
印象に残ったお客さま（もちろんチップをくれたお客様
僕が、新人だった頃のお話です。
左折しなければいけなかったところを、間違えて右折してしまいました。
ご案内先は、とある神社だったのですが、
右に曲がったところにも、左に曲がったところにも神社があったのです。
右の神社だと思って右折したところ
「おぃおぃ、左だぞ」とお客様に言われました。
「うぉ、やっちまったあああぁぁぁぁぁ」
と冷や汗かいても後の祭り。
曲がってしまったものは仕方ありません。
僕「申し訳ございません！ 間違えました。戻ります、
メーターは止めさせてもらいます。。。」と 素直に謝りました。
したらね、
お客様「いいよ、いいよ、あんたも仕事だろう。メーターは切らなくていいよ」
お客様「道を案内するから、その通りに走って」、、と。
神！！
だけど、その案内された道が大渋滞
さらに、冷や汗がしたたり落ちます。
僕「あ、いや渋滞してます、、申し訳ないからメーター切ります。」と言っても
お客様「いいよ、いいよ、これも仕事、仕事」と言ってくれます。
いやぁ、、嬉しいけど冷や汗止まらないんですけど 
やっと目的地の神社に到着してメーター切ったら、3,000円ちょいだったかな。
何事もなく到着していたら、多分2,000円もかからないくらいの距離。
メーター料金のまま頂いたのは勿論だけど、そのお客様は
1万円を出して、「お釣りは5,000円でいいよ、これからも頑張ってね」
と肩をポンポンと叩いて降りて行かれました。
再度言いますが、、神！！
ではなく、その神社の神主様でした
嬉しかったけど、マヂで冷や汗ダラダラでした。
きちんと道と施設を覚えようと決心した瞬間でもありましたとさ 
その他にも、必ずチップを頂ける常連のお客様がいます。
当然ですが、運転手からは大人気です。
どんなに、遠くを走っていてもその人のご予約ならば４ｋｍ以上先からでも
飛んでいきます
みんな現金ですねぇ～～～
ちなみにドライバーが貰えるチップは雑収入に分類されます。
税法上はこんな感じ 
日本の個人所得税では、“勤務先を通さずに直接個人が懐に入れるチップ”は､雑所得として課税対象になります。申告対象です。
1年間のチップによる所得が合計20万円以下であれば申告の必要はありません。
だそうです。
今日、マツコの知らない世界で文具の事やってました。
気になって調べていたらこの「クルトガ ダイブ」大人気だそうですね！
２親父です。
」
とか
泥酔客や行先がまともに言えない人等は乗車を拒否することができます。
もう～～、こんなん乗せたら車の中でどうなることやら、、
おぉぉ？ お、おぅ」 アザラシか！！