今日は上司と日本橋へいってきました。
今日はちょっと仕事で大変なこともあったので
まだ少し早い時間ながらもすっかり上司のご提案に甘えて、早めに帰らせて頂きました。
まだ少し早い時間ながらもすっかり上司のご提案に甘えて、早めに帰らせて頂きました。こんな日は……まち歩きで息抜きを!!
枝垂れ桜越しに見る、「日本橋」。
この桜の前でずーっと立って眺めていられるぐらい、雨上がりの空の下でこの繊細な桜の佇まいは、神聖な空気を感じさせました。
こういう景色にふと足を止めて、一息つけるのは日本人独特の感性なのかな。
日本橋は、三井不動産さんのまちづくりの想いがぎゅっと詰まった、現代の勢いにも粋な江戸を感じさせる街なみ。
「残しながら、蘇らせながら、創っていく」
そのコンセプトが、シンプルながら私は好きです。
そういえば学生の頃、まさにこの日本橋を敷地にした設計の課題があったなぁ。
かつては江戸商人の行き交う賑わいのあったこの街に、
現代へ何を蘇らせたらいいか…?
真剣に悩みました。
私が当時、まちづくりのコンセプトに導いた答えは「のれん」でした。
のれんはお店の看板の役割はもちろんのこと、
木造商店が軒を連ねる上で、多彩な色や動きで街の賑わいを生み出す素材であったから。
そしてお客を呼び込むきっかけとして、
とても大事な役割を担っていたと考えたから。
「暖簾分け」という言葉にも残されるように、その店代々の伝統を引き継ぐものであったり、
「動作」としても、
暖簾から覗く、暖簾をくぐる。 とか。のれんだから起こる動作が見つかります。
ドアでは、<開ける、閉める>がハッキリ区別されるのに対して
のれんは、お店とお客の間に
お互いの雰囲気を感じられる、柔らかい関係が作れるんじゃないか、という思いがありました。
今月オープンしたばかりのコレド室町2,3(写真上)にのれんが掛けられているのを見て、勝手に懐かしんでしまったり

かつての自分の提案が認められたような心持ちで、日本橋の街を歩いてしまったのでした

来週もがんばるぞー

Go for it!!




