True colours 彩色健美 -5ページ目

True colours 彩色健美

アート、ファッションの世界にアンテナを張りながら、日々新しい世界に触れるように365日を過ごしています。

今日は上司と日本橋へいってきました。

今日はちょっと仕事で大変なこともあったのであせるまだ少し早い時間ながらもすっかり上司のご提案に甘えて、早めに帰らせて頂きました。

こんな日は……まち歩きで息抜きを!!



{65BEC995-9B83-43BE-8BC1-045062BB1616:01}


枝垂れ桜越しに見る、「日本橋」。
この桜の前でずーっと立って眺めていられるぐらい、雨上がりの空の下でこの繊細な桜の佇まいは、神聖な空気を感じさせました。

こういう景色にふと足を止めて、一息つけるのは日本人独特の感性なのかな。



{91B03CC4-9C9E-4BEB-93D1-1EF62498451F:01}



日本橋は、三井不動産さんのまちづくりの想いがぎゅっと詰まった、現代の勢いにも粋な江戸を感じさせる街なみ。

「残しながら、蘇らせながら、創っていく」

そのコンセプトが、シンプルながら私は好きです。

そういえば学生の頃、まさにこの日本橋を敷地にした設計の課題があったなぁ。

かつては江戸商人の行き交う賑わいのあったこの街に、
現代へ何を蘇らせたらいいか…?
真剣に悩みました。

{609563D0-9F44-484F-8E9C-4F91CBBF9DD9:01}


私が当時、まちづくりのコンセプトに導いた答えは「のれん」でした。

のれんはお店の看板の役割はもちろんのこと、
木造商店が軒を連ねる上で、多彩な色や動きで街の賑わいを生み出す素材であったから。

そしてお客を呼び込むきっかけとして、
とても大事な役割を担っていたと考えたから。

「暖簾分け」という言葉にも残されるように、その店代々の伝統を引き継ぐものであったり、
「動作」としても、
暖簾から覗く、暖簾をくぐる。 とか。のれんだから起こる動作が見つかります。

ドアでは、<開ける、閉める>がハッキリ区別されるのに対して

のれんは、お店とお客の間に
お互いの雰囲気を感じられる、柔らかい関係が作れるんじゃないか、という思いがありました。

{6EE35D30-E476-48D8-A454-92FA45CECA80:01}


今月オープンしたばかりのコレド室町2,3(写真上)にのれんが掛けられているのを見て、勝手に懐かしんでしまったり満月

かつての自分の提案が認められたような心持ちで、日本橋の街を歩いてしまったのでした星空


{DEFA12D8-19CA-4E9F-893D-3B7830C35778:01}


さて、上のお花は三越のライオンと。
花人「赤井勝」さんと言う方の作品のようです。

重厚感ある銅像に負けない、しっかりとした強さのある花と竹のコンビネーションでした。

ちょっと充電出来たかな。
来週もがんばるぞービックリマーク

Go for it!!