最近、若い世代で 「死にたい」と思う人が多いように思います。
本来、ヒト(というか生物)はどんなに辛くても自分から死にたいと思うものではない
本能では生きたいと思うのが生物のキホンだと思うのにナゼ?
モンゴルのマンホールチルドレンの番組を見て、
絶望的に思える環境の中でも必死で生きようとする子どもたちがいる反面
今の日本で衣食住にそれほど困っている訳でもないのに「死にたい」と思う子どもたちがいるのはナゼ?
という疑問から読み始めました。
まぁ「死にたい」という言葉も言葉そのものではなく
「生きたい」の裏返しの表現かとも思いますし、
この本がそのギモンに応えてくれたかどうかは別として
今回は
本能とはどういうものか(と著者が捉えているか)、という
この本の抄訳です。
全ては本能から
本能=生きる力
本能=後天的に鍛えられる
カラダを動かしたいという欲望がある
本能には「生まれ」と「育ち」の両方が関係している
死ぬにも本能の働きが必要
本能の力を充分に活性化し、上手に制御することで充実した人生と穏やかでやすらかな死を得る
本能の力を引き出すよい習慣を身につけ、よく生き、よく死ぬ
生まれつき備わっている生命維持の本能(反射)
外界からの刺激に対して無意識に起こる身体的な反応
心拍、呼吸、血液循環、体温調節、尿意など
生きているうえで必須
脳幹(トカゲにもあることからトカゲ脳とも呼ばれる原始的な脳
環境によって変わってくる情動の本能(習性)
習慣や環境によって変化するもの
出世欲、競争欲
消化吸収、排泄能力←生活習慣により変化
運動本能 より早く、より高く等
高度な精神活動を担う理性としての本能(知性)
知識欲、向上心はモテたい、お金を儲けたい、いい生活をしたい、
という低次欲求をベースにしている
理性本能は大脳皮質の連合野が司っている
特に前頭連合野は思考、理解、創造、計画、判断。意欲等の高度で人間らしい活動を担当
健康だけでなく人生そのものの質を高める本能
生活を豊かにしてくれる
本能との正しい付き合い方
本能はそれぞれ複数階層の複合物である
人間は高次の本能が低次の本能を制御できる
高次と低次は二律背反の関係
反射、習性、知性をピラミッド型に安定させることでよりよき人生を送ることができる
本能の分類
反射レベル
①循環本能 酸素や栄養を全身に運ぼうとする
②呼吸本能 酸素をとりこもうとする
③睡眠本能 農を休めようとすること
④免疫本能 遺物から身体を守ろうとすること
⑤消化吸収本能 栄養を身体に満たそうとすること
⑥排泄本能 老廃物を体外に捨てようとすること
習性レベル
⑦運動本能 運動能力を高めようとすること
⑧性本能 思想を残そう、異性と交わろうとすること
⑨恒常性本能 ストレスに耐えようとすること
知性レベル
⑩理性本能 衝動を抑え、考えようとすること
⑪創造本能 イメージし、作り出そうとすること
本能の働きを活性化させながら、行き過ぎも自ら制すること
そのバランスが求められる
続く