佐渡おけさは、新潟になくてはならないもの。

県民が、唄い、踊り、愛してきたものだからこそ

みんな何か思い出がある佐渡おけさ。

 

「私と佐渡おけさ」Vol.1 

 清水美帆(佐渡おけさ踊り隊代表)

 

 母の実家は古町の商店で、私も子供の頃から夏休みによく新潟を訪れました。

民謡流しの日には、お店の店員さんが浴衣に着替え、笠を手に持ちいそいそと出て行く姿を覚えています。子供の私は民謡流しよりいとこと遊ぶことに夢中でしたが、母は大好きで毎年とても楽しみにしていました。中でも「Yさん」の「佐渡おけさ」は天下一品だといつも言っていました。

 

 母は3年前に亡くなりましたが、去年「佐渡おけさ踊り隊」の活動を始めて、ふと「Yさん」のことを思い出し、母の実家を継ぐいとこにそんな話をしてみました。するとYさんとは今でも連絡を取り合っていて、しかも何と私と同じ神戸にお住まいだとわかったのです。

 早速連絡を取り神戸で再会を果たしました、といっても、当時私は小学生で、あちらは麗しい素敵な女性。初対面のようなものです。

 YさんはYさんで「佐渡おけさ」で自分を思い出してくれたことをとても喜び、夏にはとうとういたたまれなくなって、何と神戸から新潟に駆けつけて「佐渡おけさ踊り隊」の列で踊ってくれたのです。

 

 当日あいにく仕事だった私が駆けつけたときにはすでにお帰りになっていてお会いすることはできませんでしたが、娘たちと一緒に踊ってくださったYさん。

Yさんと

写真はその時のもの。「佐渡おけさ」が母とYさんと私と娘とその友達をつないでくれた瞬間です。

 

 

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