とある、知り合いの中でもトップクラスの魔族に奨められたゲームがある。
俺達が大好きなファミリーコンピューター後期の一品「悪魔の招待状」だ!発売元はケムコ。ナムコじゃなくてケムコ。ケムコ作品は名作も多いが迷作も多い。タイトルからして洋モノの糞みたいな推理小説を連想してしまいそうだが……気をつけろ!糞は糞でもビッチビチのビチ糞だ!
ファミコン世代にはたまらない謎解きアドベンチャーゲームであるこの「悪魔の招待状」であるが、冒頭いきなり車の事故から始まる。主人公は少年。恐らく年齢は中学生ぐらいか?事故のショックでいまいち記憶が定かではないがどうやら少年は姉と一緒にドライブしてたらしい。姉がいないことに気付く。
少年を華麗に操る俺は、とりあえず車を調べる。細かく調べるのはファミコンのアドベンチャーゲーム攻略の基本だからな!ファミコンにしてはよく作られている。細かいし、グラフィックもそこそこ綺麗だ。とりあえず俺は少年を使ってハンドルやガラス、ボンネットなんかを調べて、外に出ようと移動しようとすると少年からまさかの言葉が!!
「開けないと移動できないよお」
何を甘えた口調でこの非常時に!カチンと来たのもつかの間、なんとボンネットが炎上し出す!パニックになる俺。しかし、時はすでに遅し。あっさりと焼け死んでゲームオーバー。
ファミコンならではの攻撃的な作りにゾクゾクしながらもクソゲーの予感がたっぷり。しかし、その自信は一瞬で確信に変わるのだ。
ゲームオーバーになり、その次の一文に目を疑った。
「ゲームオーバー。……なーんちゃって。こんなことでへこたれるぼくじゃないヨ。コンテニューでもう1どチャレンジしよう!!!」
間違いない。クソゲーだ!ケムコよ!しかし、死してなおハイテンションな少年に感服。やってやろうじゃないか!
次は色々調べずに颯爽とドアを開け外に飛び出す。すると間一髪で車が大爆発。恐ろしい。少年の目の前には、日本にこんなのあるのか?と思わずにはいられない胡散臭い洋館が。ドアを開けようとするがうんともすんとも開かない。
郵便受けを調べてみると中には封筒があり、館の召使いからのメッセージが。
ざっくり説明すると、長年この館に仕えてきたけど化け物が出てきてこれ以上は無理!中に入るならペンダントを持っていってくれ!きっと助けになるから!
ってな感じ。同封されてたペンダントを使うと光り出して洋館の扉が開くじゃないか!本格推理物では決してない。ファンタジーだ!まさかの、ファンタジー路線だぞ!
中に入るとドアは閉まって開かなくなる。なんてベタな展開!でも、嫌いじゃない!俺はwktkしながら少年を操り洋館散策。図書室みたいなところには魔道書が。それを一読みすると魔法を覚える少年!なんてこった!簡単すぎる!しかもその魔法の名前が「オフロデブクブク」だの「マケマケシッポポ」だの。幼稚園児でも言わないような駄洒落めいた魔法ばかり!上等だ!
とりあえずソファーを調べたり壁を調べたりと基本に忠実な行動を取る俺と少年。ソファーには硬いなにかがあるとのこと。魔族のポコちゃんでもうまってやがるのか?なんて思いながら叩けども調べようとも何も起きないのでスルーして奥へと進む。
廊下に出るとドアがやまほど出てきやがる。全て開けてやるぜ!ってなもんでドアを開けようとしたら、急に日傘をさした後姿のドレス着た女が現れた。一瞬で。これは胡散臭さ全開だなと思いつつも、もちろん女を調べる。振り返った女の顔は……ドロドロに溶けたゾンビだった!
少年あっさり瞬殺される!
「ゲームオーバー。……なーんちゃって。こんなことでへこたれるぼくじゃないヨ。コンテニューでもう1どチャレンジしよう!!!」
よく言った!まだまだこれからだ!
直前から始まる。そこにはすでに女ゾンビが。話すコマンド!ゾンビ振り向いて瞬殺!
「ゲームオーバー。……なーんちゃって。こんなことでへこたれるぼくじゃないヨ。コンテニューでもう1どチャレンジしよう!!!」
オーライオーライ!
叩くコマンド!ゾンビ振り向いて瞬殺!
「ゲームオーバー。……なーんちゃって。こんなことでへこたれるぼくじゃないヨ。コンテニューでもう1どチャレンジしよう!!!」
がってん!
こいつは無視すべき相手のようだ。そこで俺はゾンビは無視してもう一度ドアを開けようとする。ゾンビ振り向いてやはり瞬殺!
「ゲームオーバー。……なーんちゃって。こんなことでへこたれるぼくじゃないヨ。コンテニューでもう1どチャレンジしよう!!!」
いい度胸だ!ケムコ!
ここはドアも無視して奥の階段を昇って二階へ!
二階につくとまたもやドアだらけ。
ドキドキしながら開けると今度は全部開く。部屋は、主人の部屋、弟子の部屋、客間、階段、倉庫ってな具合だ。主人と弟子は都合のいいことにしっかりと日記を残してくれている。読んでみると、どうもこの洋館の主人は白魔術師らしい。それなのに、何故か弟子は黒魔術にはまってしまい悪魔を呼び出したそうだ。それで主人と弟子が殺し合いの戦いをするだのどうだのなんちゃらかんちゃら。とりあえず、黒魔術に必要なキーアイテムがこの館のどこかに隠されてるらしい。
なーるへそぉってな感じで客間を荒らすとタンスの中にルビーの星なんてアイテムが!確実に大切そうな名前だ!案外これがキーアイテムなのか!?なんて思いながらゲット!
そして歩いていると急にドクロが画面いっぱいアップで出てきてびっくりする。少年曰く、何か頭の中に直接話しかけられてる感じらしい。しかし死なないので無視して階段を昇る。上にはこれまた胡散臭い牢屋が。
きな臭いな……と思いながら牢を開けると、自分の首を腕に抱えたオッサンが登場!あー、また死ぬの?と思いきやオッサンは「ここに入ったら出れないぞ」みたいなことを言って消えやがった。入るなと言われて入らないゲーマーなんていねぇ!
いざ!入ってみるとあっさり牢に閉じ込められて死亡。
「ゲームオーバー。……なーんちゃって。こんなことでへこたれるぼくじゃないヨ。コンテニューでもう1どチャレンジしよう!!!」
まかせろ!諦めない心が大切なんだ!
気を取り直して階段に転がってる巨大な斧をゲットして倉庫へ。また、ドクロが出てきて脳に直接話しかけてくるけど無視。倉庫に行くと液体やら帽子やらいっぱいアイテムがある。虫除けスプレーやらをゲットする中とびっきり気になるアイテムが。
ノーゴースト。
なんでも幽霊に効く薬のようだ。どこの製薬会社がこんなアバンギャルドな薬を作ったのか気になるがとりあえずゲット!またまたドクロに話しかけられる。なんだか弱っていく少年。でも生きてる!
一階に戻り、ゾンビにノーゴーストをぶちこむべく、使うを選択!少年が叫ぶ!
「開けないと使えない!」
マジでか!ゾンビが振り返って瞬殺!
「ゲームオーバー。……なーんちゃって。こんなことでへこたれるぼくじゃないヨ。コンテニューでもう1どチャレンジしよう!!!」
くぅぅ!
今度はきっちり開けて使ってゾンビを、滅!
そのままうろちょろしてると、ドクロがまたまた出てきて脳に直接話しかけられる。これはなんだろうと思ってうろちょろしてると、なんと少年はドクロの呼びかけに応じてしまい魔界へと誘われてしまった!
「ゲームオーバー。……なーんちゃって。こんなことでへこたれるぼくじゃないヨ。コンテニューでもう1どチャレンジしよう!!!」
どういうことだ!?
とりあえず、ドクロ曰く自分の分身をよく肌身離さず持っていたとのこと。もしかして、ルビーの星か?
それ以外に怪しいアイテムはノーゴーストぐらいしか持ってない。斧か?ただ、確実にルビーっぽいな。
そこで俺は、ルビーの星を捨てることを選択!少年が叫ぶ!
「こんなところに捨てられない!」
バカか!お前はバカか!この非常時に何言ってる!エコか!
そこで客間まで戻って元々おいてあったタンスに捨てる選択!
「こんなところに捨てられない!」
頭おかしいのんかお前は!諦めてリセットしてルビーをとらずにここまで来るという悲しい選択を取る俺。すると推理はズバリ当たってルビーさえ取らなければドクロに誘われることはない!よっしゃ!
ってなわけで、女ゾンビのいなくなった一階を散策だ!ドアをあけると応接間やら台所やら食卓やら部屋がいっぱい!
摩訶不思議に置かれてある花束は後々大事そうなのでゲット。そして台所でナイフもゲット。うろちょろして、一階の客間を発見。奥にベランダが。そこにはクモがチョロチョロ。これは間違いないと思って虫除けスプレーを噴出!クモ即死!そして死骸が転がってるので、ゲット!絶対に後々使うパターンだなとほくそ笑みながら、異物感のあったソファーに戻り、ナイフで切り裂くと中から鍵が!とんでもないところに鍵を隠してやがる!
その鍵を使って、封印されてたタンスとかを片っ端から開けていくと中から熱を感じる怪しい小箱やジプシー人形とかをゲット!
どっちも死亡フラグアイテムかとビクビクしたが一応ゲットしておいたぜ。
そのまま奥へ奥へと行くと召使いの部屋に。なんでも、クモの巣一つないそうだ。こんな一文が出るのは、何かのヒントってことだ。ピンときた俺はクモを使ってみる!しかし、そのピンは勘違いだったみたいで何もおきやしない!恥ずかしい!
とりあえず調べまくって電気スタンドのスイッチを押すと壁の絵がガガガと動いて穴が出てきた!そして召使いの幽霊が!んまあ!オゲレツ!
ノーゴーストかと思いつつ、もしかして…?と思いながらクモを投げつけると霧散する召使いの幽霊!どんなもんや!穴からは召使いの日記。えらいとこに隠してやがったな。読むと、黒魔術のアイテムは特別な小箱に封印したとのこと。その小箱は炎で封印が解ける的なことが書いてる。そんでもって書斎に行って机の中からカード発見。錬金術の構成表のようだ。一階にも倉庫があって、マッチとかゲット!ピンときた俺は
中から熱を感じる小箱にマッチを使ってみるが何も起きない!またピンはずれ!
しかし、暖炉があるのでそこにマッチを使うといい感じの炎が!ドキドキしながら小箱を投げ捨てる!するとダイヤの星が!!星ってだけで嫌な予感がしつつもとりあえずゲット!恐らくこれが弟子の黒魔術用アイテムのことだろうな!
とりあえず、疲れたからここまで。出来たら、みんなにもやってほしい。