ブンブンブン  ハチが飛ぶ〜音譜

って  実際 目の前で ブーンブーンと
勢いよく 飛び回ってるハチを目の当たりに したら  のんきに  鼻歌なんか歌ってられないガーン

神戸の母    ばあさんは  虫が大嫌い。

だから ばあさんの家には  あっちこっちに
ゴキブリジェットが  装備。

毎晩   夜寝る前は    シュッーシュッーシュッーと  ゴキブリジェットを 玄関目指して
吹き付けていた。

玄関から ゴキブリが  ごめんくさーい
と  入ってくると 思っているのか   なぜか
玄関に シュッーシュッーやっていた。

山姥の  シュッシュッシュッ と 包丁を
研ぐ音も不気味だが   ゴキジェットばあさんも  笑えない。

どうやら これは ばあさんの 安心して眠るための ルーティーンだな と  にらんだ。

わたしが  毎回洗濯物を取り込むたびに

ハチが ひっついてないよねー?!

と 怯えるので  ハチなんかいないよ‼️
いるわけないし‼️  と  言い返していた。

朝  放置状態に なっている部屋の 空気を 入れ替えるために  窓を開けた。

すると ばあさんが それを 見つけ

祟りじゃ〜祟りがおこるー  と 叫ぶ
村の  白髪頭の長老のように

窓あけたらいかん‼️
虫が〜虫が入る〜‼️

網戸は ないけど すだれを してるから
大丈夫じゃん と  心の中で  

チッ  まったく  なんでもかんでも大げさに騒ぐんだから真顔

と   知らんぷり。

一時間後  窓を閉めに その部屋に入ったら
どこからともなく  ブーンブーンブーンと
音が。

カナブン?

辺りを見渡したら

なんと でっかいハチが 勢いよく 天井を
旋回していた。

長老の予言通りになった真顔

ちょうど  チビ子ママの娘が フラッときたので

ハチを指差して  

ばあさんに 知れたら
大騒ぎになるし ほら見てごらんムキー と
怒られるので  こっそりゴキジェットを
持ってきてもらった。

わたしは 虫は 基本的に殺せない。

ゴキブリにも

   いいから 逃げなさい!
あとのことは わたしに任せて!

と  見逃してあげる。

かと言って  

逃したゴキブリが  

姐さん 助っ人に 参りましたぜっ‼️ と

仲間をゾロゾロ引き連れて  恩返しにこられても はた迷惑だ。


虫は  殺した後の処置も 嫌だ というのもある。

だから ハチに

  頼む うまく 逃げてくれ!

と 窓に 追いやるように  ゴキジェットを
噴射。

だが  なかなか 窓に向かわず  逃げ回るハチ。

しぶとい。

かなり でかいので  万が一チビ子が
刺されたら  大変だ滝汗

もう どうなっても 知らないぞ!

と  さらに ゴキジェットを 吹き付けたら
ハチがポトンと 落ちてきたゲッソリ

とうとうやっちまったガーン

でも まだ  モゾモゾ動いていた。
いわゆり 瀕死状態。

そばにあった ポリ袋で そのハチを ベランダに 移動させた。

どうか  命からがら  逃げてくれますようにあせる

と  祈ったが   その後 様子を見に行ったら
ベランダの 溝で 息絶えていた真顔

ハチにしてみたら
 ただ  フラっと道の駅ごとく
うちに 寄っただけなのに  いきなり
シュッーと 液体を かけられ 気がついたら
倒れていた  って感じだ。

わたしは  毎日  はちみつを 食べているし

介護の時にでも 飲んだらいいですよ!

と いただいた  プロポリス
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これを 毎日 飲んで  気力体力の灯火が きえそうになりそうな時に  喝を入れていた。

ハチには  恩義が ある真顔

ごめんなさ〜〜い笑い泣き

そんなこんなで ドタバタな日々も あっという間に最終日に。

今年の神戸の夏は ほんとに 暑くて湿っぽくて きつかったが  なんとか  完走。

心残りと 戦いながら  出発ギリギリまで
ラスト掃除と  冷凍するために お惣菜作りに  勤しんだ。

ばあさんが  窓から 切なそうに 手を振る姿は  こちらも切ないが

双方  チビ子の 明るさに助けられた。

さて  なんとか  やり切り  心底 ホッとして
新幹線の駅へ。

ここで また  やらかした。

買ったばかりの新幹線の切符を 紛失。
しかも  たった 数秒後にだ。

改札を またいで  駅弁屋さんがあった。

チビ子たちが  トイレに 行っている間
駅弁を 物色。

わたしは 神戸の駅弁と 言ったら
しゃぶしゃぶ弁当が ダントツ一位だが
ここ数年みかけなくなった。

ほかは どれもこれも似たり寄ったり。

迷いながら  店員さんに

全部おいしそうだから 迷いますね!
と 言ったら

店員さん  無表情で  うんもすんもない。

あれ?

わたしも よせば いいのに  また 言った。

ほんとに 迷っちゃうなぁ。

ちらっと 店員を 見たら  フッともわらわず  無表情。

売る気ないんかい? と 心の中で
ケンカを吹っかけていたら

チビ子たちが トイレから戻ってきて
同じように 弁当を 選んでいたら

決まったら早く言ってくださいねぇー
と 店員さん。

そのとき  ふっと 新幹線の切符のことが
頭をよぎった。

カバンの内ポケットにあるはず。

ない!  無い!  な〜い〜!ゲッソリゲッソリゲッソリ

カバンの底やら 財布の中やら 小銭入れのなかやら どこを 探しても無い!

もう  弁当どころではない。

わたしは 愛想の悪い店員さんの前で
あたふたあたふた 切符を探すハメになってしまった滝汗

ちっ さっきまで のんきに 弁当物色してたくせにー  

と  意地悪な 心の声が 店員さんから 聞こえてきそうだ。

放心状態のわたしに 娘が  とりあえず
駅員さんに 言えば?
時間が無いから!  と 促された。

 その前に  とりあえず 目に入った 弁当を適当に買い

駅員さんに  さっき そこの改札通ってきて
そのあとすぐに
切符が なくなりましたぁー笑い泣き

と  正直に話したら

なんや  マジックかい?

との ツッコミはまったくなく

駅員さんが 冷静に  一枚の小さな紙をくれて

とりあえず これ持って 乗ってください。

乗ってから  新幹線のなかで ゆっくりさがしてください。

と  言われた。

ホッとして 無事に 弁当持参で 新幹線へ。

不思議だ。

座って バックのなかを見たら 切符が
底の方に ちゃんと 鎮座していた。

どうして 見えなかったのかニヒヒ

駅員さんから もらった紙切れは
切符を買うのが間に合わない人に渡すためのものだったようだ。

もし わたしも 切符が 見つからなかったら
東京駅で  また お金を支払わなければならなかったのだ。

見つかってよかったーニヤニヤ

あっ

弁当は 娘のもわたしのも  味が
 いまひとつだったのが  残念だった。

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神戸では  コープと家の往復ばかりだったが   近くの神社に 寄った。
チビ子は 神社が 好きみたいだ。

御賽銭入れる前に  あっ! と 小さく叫んで
帽子を脱いだ。 

どうして脱いだの? と 尋ねたら

だって  お顔が (かみさまに) 見えないでしょ?  と  言ってきたので  びっくりびっくり

へぇーだれもそんなこと教えてないのに!

きっと 素直に そう感じたんだろう。

みんな 小さいときは  純真な心を持ってたんだよなぁ。
それが  大きくなるにつれて……


チビ子が 優しくそだつように  わたしも
サポートしていこう真顔

さて  神戸のばあさんは
私たちが 帰った2日後  派手に転んで
顔面強打で 鼻血が 出て 顔が腫れたらしい。

とりあえず  いまは 治ったから良かったが
テンションも低めなので
次に 帰るまでのフォローに また あたまを悩ます日々が  続くのでR。

ワォ〜ン  (犬の遠吠え)

コーン         (ししおどしの 音)

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オカメインコの ツンツンの 耳の穴
惜しげもなく 見せてくれたオカメインコ