今月も早いもので あと数日で終わり
パタパタと 日にちが 杉田二郎（この人知っていたら同世代）
ボヤボヤしてたら あんたはすっかり
ばあさんに なっちゃうよー（山本リンダの 狙い撃ち の メロディーで
）
（山本リンダの 狙い撃ち の メロディーで）これが歌える人も同世代
約 一ヶ月滞在して チビ子は 鹿児島に元気に 帰っていった。
なんども振り返りながら わたしの手から去っていったチビ子
わたしの 手を握って
ごめんね！ と 言い残して。
だけど 目で追っていたはずだったスカイマークは物陰に隠れて いつのまにか 飛びたっていた。
寂しかった
夕日と ともに わたしの心も沈んでいった。
そして チビ子はたくさんの 謎の作品を 残していった。
パソコンだそうだ。珍しいカタカナタイプ。チビ子は 忙しそうに 両手をカシャカシャ動かしていた。
サラリーマン気取りのパソコンプレーを
楽しんでいた。
検索の文字だけは たぶん ママだな。
携帯。 この携帯で
チビ子が 撮るよぉ〜‼️と構えて 無理やり
ファミレスで笑顔でピースをらさせられ 写メプレーを 強要。従うばばバカなわたし。
ただ おりがみを くちゃくちゃにしているだけだが これは りっぱな神様だそうだ。
これを 体にあてると その人の心が冷たいか 温かいかが わかるらしい。
画期的な 神様探知機プレー。
チビ子曰く わたしの神様診断は
みんなのことを思っているから〜〜てことで 温かい心らしい
そんな
チビ子の 温かい心を 垣間見る出来事があった。
旦那が チビ子に サスペンダーを 買ってあげた。
チビ子は喜んで 早速 ズボンにつけていた。
だけど チビ子ママが トイレの時に面倒だったみたいで チビ子は サスペンダーを外され
テーブルの下にそれはポイっと 放られていた。
帰る前日 自分の買い物で パンパンになった スーツケースの フタを やっとこさ
閉じたチビ子ママ。そのとき チビ子が
放られていた サスペンダーに 気付いた。
このとき わたしは トイレで 大偉業の
最中だった。
あっ！ ママ サスペンダー！
これも いれといて！
いま いらない。 置いていきなさい！
チビ子の足音が タタタッと 近づいてきた。 いきなり トイレのドアを あけられた。
チビ子は 悲しそうに
ママが おじいちゃんのサスペンダー おいていきなさいだって
どうしよう〜〜
チビ子のリュックに 入れたらいいよ！
と わたしが 言うと チビ子の顔がパッと
明るくなり ダッシュで ママの元へ。
その隙に 大偉業の続きを いそしむわたし。
ダメ！ リュックには マフラー入れるんだから！
また タタタッと 足音が。
すかさず トイレのドアが また オープン。
鍵が かからないから すぐにあく
ママがダメって
入るよ！ ママの前で見せてあげたら？
うん‼️ 顔が パッと明るくなり
ダッシュで ママの元へ。
ママ！ いーい？ みててよ！
いまから このサスペンダーを リュックに
入れてみるからね！ マフラーも 入ったら
いいんでしょ？ 見ててよ！
数秒後。
ほら
はいった！はいったよ！
だから サスペンダーもってかえっていーい？
ダメ！ 飛行機乗るとき 入り口で
ピーピー鳴るから
（いーじゃないか サスペンダーの一個や二個を そんなに拒否らなくてもさ！）
また タタタっと足音が
ほらきたほらきた！
ほらきたほらきた！トイレのドアが オープーン
大偉業が しりつぼみに。
ママが ダメって
大丈夫よ！ サスペンダーの 金属が ピーピー鳴るんだったら ママの スーツケースは
もっーと ピーピー鳴るからさ！
あっ！
それとも サスペンダーを ゆーびんで
おくってくれる？
大丈夫。 ピーピー鳴らないから！
サスペンダー 置いて帰ったら おじいちゃんが がっかりするから 持って帰りたいんでしょ？
うん！ と 深くうなずくチビ子。
このサスペンダーは 夏に Tシャツとジーパンのときに 付けたら トイレも 面倒じゃないから そのときに 付ければ？
うん‼️
ここ一番の勝負所を 逃し
大偉業は 次回に持ち越し
わたしも トイレから やむなく退出
おじいちゃんが チビ子に 嬉しそうに
サスペンダーを くれた顔が 思い浮かんだんだろうな。それを 置き去りになんかできない！と 五歳の幼い心が チクチクしたんだろうなぁ。
そんな チビ子親子は 訳あって
この春 二人で 3年ぶりに
こちらに 戻ってくる。
パパは 単身赴任と 考えを チェンジして
別居するのだ。
こちらの住処もやっとこさ見つかり
この春は チビ子親子の引越しやら 神戸のばあさまの介護にも行かないといけないし
あっというまに 私の誕生日の６月に なりそうだなぁ。
そして また ひとつ歳をとるのだ
グダグダな内容の これを 最後まで読んでくれた方は
いないでしょうが もし いらしたら ありがとうございました
チビ子が描いた私の顔
やはり ばーさんだな。