(長くて面白くないので読まないほうがいいです。)

原宿で  わたしに 声をかけてきた
若い女の子。

わたしは  即座に  何か 売られるあせるあせる
と  身構えた。

その子は  わたしの 頭頂部をジッとながめながら白髪染める予定は
ありますか?  と  聞いてきた。

えっ?  もしや  染め粉の  物売りか?と 内心怪しんだ。

 だけど  そのうち 染めます。  と  答えてしまった。

すると  あのー  染めさせてもらえませんか?

いつ どこで だれが?

はっ?  もしや
カットモデルではなく  白髪染めモデルか?

わたしが 染めるんですけど  練習させてもらいたいんです‼️ と キッパリ。

そんなこと言って  ノコノコついて行ったら   ビルの一室に 誘い込まれて  ドアに
鍵をかけられて  その 女の子は  お疲れ様~と  どこかに 消え  代わりに
こわ~い お兄さん達に  囲まれて  ニセモノの 宝石を 押し売りされるかもしれない叫び

と  一瞬にして 妄想。

妄想中の私に   名刺を  渡してくれた。

ん?  ちゃんとした 美容室のようだ。
ニューヨークや 香港にも  店があるぞ。

少し 安心したので  話しを聞くことにした。

その子は  大阪から 出てきたばかりらしい。

知り合いが いないから  道端で 声をかけて  練習させてもらえそうな人を探しているんですぅー。 と  可愛い顔で 話してくれた。

わたしは  一年に一回しか 原宿には
来ないからねぇ。
いまからなら 大丈夫だけど?安心したせいか  調子にのって言ってみた。

営業中は だめなんです。
練習ですから
お店が閉まった後に 染めるんです。

だから  他の日に来ていただきたいんです。

7千円のところを  2千円で  3千円の
トリートメント剤を プレゼントさせてもらいます音譜

こころが、ググーッとひかれたアップ

だけど  よるに  わざわざ 青山まではなぁ~。
交通費も かかるしなぁ汗

娘なら喜んで来るけど?

と 言ったら   白髪じゃないと  だめなんですぅー。

そっかぁ  おばちゃん  協力してやりたいが  残念だなぁ。

と  いうことで  おさらばした。

とても 感じの良い子だったし  わたしも
神戸に住んでたし  話しは盛り上がりそうだし
こっちも  練習台に なってやりたかったなぁ  と 残念な 思いをひきずりながら

テクテクと 歩いていたら  ラフォーレ原宿の 前に いつのまにか  立っていた。

さて 渋谷駅は  どっちかいな?
明治通りを 確か まっすぐだったかなぁ?
と 迷っていたら

また 若い女の子が  声をかけてきた。
顔が 華やかだったから

ラッセンの絵を見ないか?

の  勧誘かと またもや身構えた。

たまに いるのだ。  ラッセンの絵を購入させるための 勧誘。

すると  英語で  なんやら  喋り出した。

⁇⁇⁇  と  固まっていたら

ガイドブックを 出してきて  渋谷駅を
必死に指差している。
片言の英語。
よくみたら  中国人。

わたしも  ちょうど 渋谷駅が わからなかったから   人の良さそうな 若者を
呼び止めて 聞いてみた。

やはり  わたしが  思ったとおりに
明治通りを ひたすら まっすぐだった。

ハウ ロング?

と 聞いてきたので  トゥエンティ!
と  答えた。
数字しか 英語が でてこないのが情けない。
オーイェ~! って感じで その 中国人は
まっすぐ歩き始めた。

わたしも渋谷駅に行くので
あとを つけていた。

だが  なんと  その 中国人は  すぐに
立ちどまり  また、 ガイドブックをパラパラと
必死な形相で  めくりはじめた。

そして  後ろにいた わたしと目が合うと

顔がパッと明るくなり
また 近づいてきた。

どうやら  ほんとに まっすぐで 良いのか
不安になったらしい。

スマホを  出して  渋谷のお店の名前を
見せてきた。  英語や中国語で  ちんぷんかんぷんだ。

仕方ないから  また  相手をしてくれそうな人を物色。

英語が しゃべれそうな  品のありそうな
感じが良さそうな……

おっ!  見っけ! カップルの男女。
男性は 頭が良さそうだし お金持ちそうだ。

こんなに 真剣に  道行く人を ながめ倒したのは はじめてだ。

すみませんあせる こちらの方の 話しを聞いてもらえますか?

さすが わたしが 見初めた 人だ。
英語で  会話して 親切に  教えてあげていた。

中国人は  オッケー! って感じで
まっすぐ歩きはじめた。

おいおい  わたしらを 忘れてないかい?

まっ   いいや!
わたしは そのカップルに お礼を言ったら

いえいえパーと  感じよく 笑ってくれた。

わたしは  また  その中国人の あとを
つけて行ったら  なんと  また  立ちどまり
ガイドブックを パラパラし始め
こんどは すぐに  自分で  サラリーマン風な  おじさんに  渋谷駅を 聞いていた。

だから まっすぐなんだって!  と
こころで叫んだ。

その おじさんも  腕をまっすぐ のばして
指差していた。

わたしは  追い越して  渋谷駅に 向かった。

まぁ 無理はない。
その人にとっては  ここは外国だからな。

ちょうど 娘も その日は
台湾に 旅行中。  向こうで  同じように
だれかに   道を尋ねてるかもしれない。

久しぶりの 原宿そぞろ歩きは  おばちゃんは軽い刺激を受けて楽しかったな音譜音譜

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娘から写メが送られてきた。
せんと千尋の神隠し の  お湯屋みたい。
これが  モデルかな?

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さっき 台湾から 帰ってきた娘の土産。

ワンオクの 台湾ライブも満喫したようだ。
いいなぁー。