川場は、一面の雪。
酒蔵で試飲を楽しみ、田園プラザへ。
毎度、プレミアムヨーグルトの買い出し。
いつもは、混雑して座れない店も、客の姿は無し。
一日早い誕生祝いと、ピザとソーセージを肴に、地ビールで乾杯!
雪野原を駆け回り、はしゃぐ小帝に、やがての青年の幻姿を重ね、現在と言う時の甘美さを味わう。
並の女じゃないと言われた女は、また一歩、波の女に近づいてしまった。
大人女子なんて、奇態、惨めな言葉で、現実を胡麻化したくはない。婆は、婆なのだ。と、雪遊びに興じる女子中学生達を眩しく眺める午後。
小帝が泣いて謝るほどに、一筋縄では行かない悪戯婆を目指してやる。
不穏な企みが、わずかに苦いバースディ・イヴ。