今週に入って月曜日に「約束のサクラ」と言う題名のついたブログを訪問しました。

綴っているのは、16歳になる闘病中の女の子でした。いきなり入院します。と本人の必死の

ブログ、その後親友が「意識がありませんが、皆で信じています」と言う代筆のブログ。

そして、今日「心春(こはる)ちゃんが目を覚ましてくれました」と言う報告のブログです。

側にいて、どんなに彼女に呼びかけていたことか、想像がつきます。眠れなかったり、食べれ

なかったり、親友もわずか16歳の女の子。でも彼女のコメントしている皆への2回の報告は

皆への心使い、感謝の気持ちがキチンと整理されて、冷静で、混乱を招くような言葉を避けて

でも、内容はちゃんと文面から状況が把握できるように感情を抑えた冷静なものでした。

病気と戦っている女の子もその親友もこの世に生まれてたった16年、こんなにも人の気持ちを

慮ることの出来る女の子がいることに驚きと同時に恥ずかしさでいっぱいでした。

彼女の189編の過去ブログも読ませていただき、自分のブログも1週間更新が出来ませんでした。



とにかく、今日は心春ちゃんの意識が戻ったと言うことで、悶々していた心に少し余裕が

できましたので、こうして更新しています。

毎日毎日、地球上のどこかで、難病と戦って亡くなったり、餓死したり、戦火の中で、鉄砲の

玉にあたって亡くなっていく子供の命が絶えることはありません。


そんなニュースに、慣れっこになって、鈍感な人間になっていました。それが一番怖いことな

なのに、ブログを読んで何人もの人達が心春ちゃんを訪問し、コメントを残し、祈ってくださ

たようです。ワタシなんて普段何にも信じちゃいないくせに、神様どうか。。。。


$dibbi dubbi daaなブログ


これは、子供騙しみたいなロザリオ?なんですが、おかあちゃんの様態が悪化したときに、小引

き出しから出して壁に貼り付けてたった一度お願いして、叶えてもらった大事なものです。

今回はもう一回お願いしてみました。もう一人マリア様です。

$dibbi dubbi daaなブログ


そして、もう一人、イタリア人聖アントニオ、この人は難病の子供を奇跡を起こして治した人で

有名な人なんだそうです。なんとブロ友「ミラネーゼ・Toshy」さんが調べて、しかも現地の

友人にどうか手を合せてと国際電話をしてくださいました。



人として、何かしないとたまらないと言う気持ちは大切だと思います。そしてそれは心を

突き動かした、意識不明の16歳の少女です。昨日までは全く知らなかった女の子だけど

祈りたいと言う気持ちにさせてしまう、彼女に魅力があったと言うことでしょうか?

まだ、ワタシにもそんな柔らかい心が残されていたことに気づかせてくれました。

「約束のサクラ」と言う題名を。。。どう受け止めますか?



去年12月の彼女のブログの一部を書き出してみました。


  強く生きて

  笑って生きて

  皆と家族と

  ずっと一緒にいたいの

  だから、先生?

  また来年もサクラ見れるよね?

  大丈夫だよね?

  強く生きて、笑って生きて

  居れば

  

 自分でできることは心を強く持って、辛く、悲しく、絶望的になっても

 周りの人達を明るくするために笑顔を作ることだけ。その報酬が来年の約束できない

 サクラ。。。


 意識が戻った心春ちゃんのために一日も早くサクラが咲くように、祈ります。